時間旅行の漫画 日記の話とかは好きだけど、なんか岡崎二郎の漫画っぽさを感じない気もする。 2巻はいつでるのか
エリート会社員である父親が、失いつつある家族の絆を取り戻すために、とある理由から宇宙を旅する。結構ハードな設定なのにどこかほのぼのとしたロードムービーのような物語。とはいえところどころには重い話も交えられ、後半には文明とはなんぞや?地球人とはなんぞや?のような深いテーマが描かれていて面白い。 「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」とアーサー・C・クラーク卿が言っているように、惑星ルゴウフの文明は魔法のような技術を持っている。そんな文明がもしかすると今まさに地球を覗いているのかも?などと考えるとちょっとワクワクする。 まぁクラーク卿は「宇宙にいるのは私たちだけか、そうでないか。どちらも同じくらいゾッとする」とも言っていたようだが……。 地球外生命探査は年を追うごとに様々な可能性が見出されているし、もしも火星で生命の痕跡発表!なんてことになったら、こういったファーストコンタクトを描いた作品はもっと評価されることになるのかもしれない。
※ネタバレを含むクチコミです。
時間旅行の漫画 日記の話とかは好きだけど、なんか岡崎二郎の漫画っぽさを感じない気もする。 2巻はいつでるのか