西暦2500年。地球は大規模な巨大流星群に襲われた。地球の各国は地球連邦を設立し大気圏突入前の隕石をミサイルで迎撃した。それでも、地上には大小1000万個にも及ぶ隕石が降り注いだ…。それから5年後。南極にて大規模な熱反応が観測される。南極の植物の急速進化。これは隕石による影響なのか? 南極へ調査に降り立った学者たちが目にした光景とは…!?
先代の祖父の意向によって社長に就任したロジャーと彼の秘書として辣腕をふるうエリオット。しかし社内に彼らを失脚させる動きがあって…!? 『エリオットひとりあそび』のその後を描いたストーリー
1969年10月1日、エリオット・ブルーの独立記念日。ベトナム戦争で最愛の父を失った少年、エリオットは叔母の家を離れて一人暮らしを始めることになった。新しい町での生活のなかで、ベトナムに行ったまま帰らない恋人を待ち続けているエレーンとの出会いに運命的なものを感じるエリオットだったが……。
人はなぜ神を求めるのか。約一万二千年前、人が神と接することのできた古代の日本。ある村に暮らす少年・鷹野(たかや)は、捨てられた赤子を拾った。赤子はとおこと名づけられ鷹野の妹として育てられた。とおこが七歳になったある日、村は邪悪な威神(いしん)の徒党に襲われる。生き残ったのは鷹野ととおこ、そして青年・青比古の3人。彼らは威神と対立する、亞神(あしん)の信奉者たちと出会い…――SF大河ロマン堂々開幕!!
プリマとしてデビューする事になったジュリア。息抜きに母と2人でピクニックに行く途中事故を起こしてしまって…
兄が山で遭難し必ず帰ってくるとの言葉を信じ待っていたひさぎ。ある日ひさぎの前に兄に似た嗣人を見て気を失ってしまう…
1万2千年前の古代の日本。この頃はまだ人は神と接する事が出来た。目にはみえない神々を信仰する村の少年の鷹野はある日捨て子を拾う。その子はトオコと名付けられ、鷹野の妹として育てられた。それから7年後。鷹野たちが暮らす村が目に見える邪神 威神の徒党に襲われる。生き残った鷹野とトオコ、そして彼らの兄のような存在の青比古は目に見える神 亞神の信徒に助けられる。3人は威神と対峙する彼らと共に行動する事となる…。神々と神、その信徒の戦いを描くSF大河ロマン。
重度の大気汚染により2/3が砂漠化してしまった2072年の地球。ソ連からの亡命者の少女ソミューはある日、自動車事故に巻き込まれ通りがかりの男に助けられる。その男に「セレスの記憶を開放してくれ」と頼まれたソミューだが、彼女には何の事か解らない。あの男はソミューの名前を知っていた…。優秀な学者の姉に負い目を感じる盲目の妹。科学文明の進歩により人類の倦怠と逸楽による衰退。世界が破滅への道を辿る人類に警鐘を鳴らすSF作品。
おとうさんがベトナムの戦争で亡くなって3年。エリオットはこの日をずっと心待ちにしていた。映画館が2件、スーパーが2件、本屋に薬局にコインランドリーに町はずれの学校と花屋。海岸へ至る道を右に折れるとエリオットだけの一軒家。叔母さんに預けられ、ずっと“いい子”を演じていたエリオットにようやく訪れた夢の一人暮らし。思春期の少年の世界を独特のタッチで描く作品。
星雲賞受賞、SF浪漫コミックの巨匠・水樹和佳子(代表作『イティハーサ』)が、その豊かなキャリアから自ら精選した珠玉の傑作をセレクト。浪漫の花束、感動の作品集。※電子版限定のカラー再現ページを収録!
結婚して2年後に亡くなった妻シェラの願い『国中を旅すること』を叶えるために10年旅行で過ごしたセバーン。最後に妻の故郷にやってきた…
どこでどんな仕事をしているか知らないけれど、帰ってくると色々と拾い物をしてくる父親 神山仁とその息子 真幸。今回のおやじの拾い物は家出少年と犬と少女の幽霊? 酔っていたおやじには記憶が無い。2人は拾ってきた1人と1人(?)と1匹を帰れる場所へ帰す事に…
俗世を嫌い、ずっとスイスの山中に引きこもっているおじいさん。戦争がはじまりずっと連絡が取れずにいたけど、終戦になってロジェはおじいさんに会いにスイスに友達のギーと一緒に来ていた。住所が変わっており、行方不明になっているおじいさん。そのおじいさんを探す2人と浮浪の少女エリアヌの3人と3年前のロジェの過去の影。人として生きる苦悩と孤独を描く感動の作品。
西暦2072年、アメリカ。ソ連からの亡命者である盲目の少女ソミューはある日自動車事故に巻き込まれそうになり、通りがかりの男に助けられた。その男はこう言った、「セレスの記憶を開放してくれ」と。その時からソミューの周りで奇妙なことが起こり始める。この時代、人々は過剰な科学文明を享受し、社会は倦怠と逸楽と破壊が蔓延する末期的な混乱を見せていた。世界が破滅への道を急速にたどっていた時、少女の記憶に封じこめられていたセレスの秘密が覚醒し始める!!
すべては七年前のあの事件からはじまった……。医師だった父に連れられて天志は金星での研究に携わるため、はじめての移民家族として金星へと降り立った。あの事件、火災現場で子どもを死なせてしまった父、母はそれ以来心を閉ざしてしまっていたが……。金星で咲いた悲しくも美しい花の物語「ケシの咲く惑星」、「月子の不思議」の2作品を収録。