魔法により、ヒトを食する怪物“ミミック”を宿された兄妹。主人公の兄は失踪した妹を探して暴走を止めようとするのだが…。ミミックである「おタエさん」と、宿主の主人公の関係性は寄生獣のような関係で、必死に人を襲うのを耐える主人公のキャラは終始良かった。だけど、おタエさんの見た目が可愛いモードと怖いモードとでブレが大きく、そこを上手く切り替えて読めなかったかな…。カニバリズムとはいうものの少年誌だから、そこまで過激な描写はなかったように思う。
ヒロインの子は、地下の国からやってきた”地下娘”なる生物。植物のように生まれ変わるタイプのヒロインで、前の世代の子が居なくなるとよく似た新しい子が転生してやって来るのだが、過去の記憶や性格もリセットされており、なかなか狂気的な設定の居候モノだったと思う。ほぼニートのような暮らしぶりで、ひたすらマッサージチェアにズモズモされるだけの回など日常生活を見てるだけでも面白い回はあったが、もう少し活動的であれば話が良い方向に進んでいたかもしれない。
魔法により、ヒトを食する怪物“ミミック”を宿された兄妹。主人公の兄は失踪した妹を探して暴走を止めようとするのだが…。ミミックである「おタエさん」と、宿主の主人公の関係性は寄生獣のような関係で、必死に人を襲うのを耐える主人公のキャラは終始良かった。だけど、おタエさんの見た目が可愛いモードと怖いモードとでブレが大きく、そこを上手く切り替えて読めなかったかな…。カニバリズムとはいうものの少年誌だから、そこまで過激な描写はなかったように思う。