里帰りをした無気力青年が出会ったのは、どこか不思議な〇〇〇でした--。寂しくもあたたかい、ノスタルジックラブ待望の第1話!大学の研究助手として働く誠一は、仕事に没頭するあまり倒れてしまい、避け続けてきた山奥の故郷へ帰省することになる。10年振りの実家で過ごす、優しい父との何不自由ない生活…。しかしそこには見逃せない『違和感』が存在していて…?都市開発でなくなる予定の山を舞台に繰り広げられる、諦念と、それでも生きゆく者たちの不思議であたたかな二人暮らしが、いま始まる。