恋がしたいと願いながらも、ゲイであることからずっと恋を諦めてきた大学生の充也。ある日 クラブで泥酔していたところを、一人の男に助けられた。イケメンで優しくて辛辣で、でも話せばちゃんと聞いてくれる――そんな彼に、思わず自分の『夢』を打ち明けてしまう。「好きって言われたい、手繋いで、なんでもない話をしたい…」すると彼は、充也にある提案をしてきて…?「恥ずかしいので目…瞑っててください…」「焦らなくていいから、大丈夫」初めて感じるぬくもりに、充也の中である感情が芽生えていく―――。本音不詳のクール保育士×恋愛初心者大学生の、もどかしくも愛おしいハートフル・ストーリー。【フィカス】
『何があっても上手くいく』あの時の俺たちは、そう信じていた―――。人気若手俳優・奥村は、高校の同窓会に参加するため地元に戻ってきていた。そこで再会した元恋人・古本に助けられ、胸がぎゅっと締め付けられる。何故なら今でも古本のことが好きだから…。不器用な自分をからかう声、繋いだ手のぬくもり、何年経っても古本を忘れることはできなかった。「なぁ…久しぶりにシようよ」つい口走ってしまった奥村に、古本は…? 不器用な大人たちの、もどかしくも愛おしい再会ストーリー。【フィカス】