「更年期障害」という言葉は知っていても、具体的な中身をよく知らない方は特に若い方では多いのではないでしょうか。漠然と「歳を取るとなる体調不良」みたいなイメージがあるかもしれませんね。そもそも「更年期障害」というと女性をイメージしがちである気もします。 もちろん女性の更年期障害についても詳しく紹介されますが、本著では早ければ30代で訪れるという男性の更年期障害というあまり浸透していない知識についてもマンガと文章を交えて詳しく語られます。 男性の更年期障害、「LOH(Late Onset Hypogonadism)症候群」も原因はさまざまですが、特に長時間労働による疲労やストレス、睡眠不足は大きな要因のひとつだそう。 しかも、女性の更年期障害は5年程度で何もしなくてもおさまることが多いのに対して、男性の方は10年、20年と続いて終わりがないこともあるとか。 また、自分が男性更年期だと解ったときに行くべきなのは精神科や心療内科ではないということも解説されます。現代社会で生きる多くの男性にとっては他人事ではないですね。 自分のみならず家族やパートナーがやたらと不調だったり機嫌が悪かったりするときも、原因が分かっていれば対処できることもあります。 さまざまな病気の症状に紛れやすいため見逃されやすい更年期障害。それをしっかりと見極められるようになることで、またもし更年期障害になってしまったときにもそれをきっかけに生活を見直すことで、80年90年と生きるようになってまだまだこの先が長い人生を健康的に過ごしていくことができると説かれます。 読むと、更年期障害への知識が身につくと共に健康に気を遣っていく気持ちが増す1冊です。
「更年期障害」という言葉は知っていても、具体的な中身をよく知らない方は特に若い方では多いのではないでしょうか。漠然と「歳を取るとなる体調不良」みたいなイメージがあるかもしれませんね。そもそも「更年期障害」というと女性をイメージしがちである気もします。 もちろん女性の更年期障害についても詳しく紹介されますが、本著では早ければ30代で訪れるという男性の更年期障害というあまり浸透していない知識についてもマンガと文章を交えて詳しく語られます。 男性の更年期障害、「LOH(Late Onset Hypogonadism)症候群」も原因はさまざまですが、特に長時間労働による疲労やストレス、睡眠不足は大きな要因のひとつだそう。 しかも、女性の更年期障害は5年程度で何もしなくてもおさまることが多いのに対して、男性の方は10年、20年と続いて終わりがないこともあるとか。 また、自分が男性更年期だと解ったときに行くべきなのは精神科や心療内科ではないということも解説されます。現代社会で生きる多くの男性にとっては他人事ではないですね。 自分のみならず家族やパートナーがやたらと不調だったり機嫌が悪かったりするときも、原因が分かっていれば対処できることもあります。 さまざまな病気の症状に紛れやすいため見逃されやすい更年期障害。それをしっかりと見極められるようになることで、またもし更年期障害になってしまったときにもそれをきっかけに生活を見直すことで、80年90年と生きるようになってまだまだこの先が長い人生を健康的に過ごしていくことができると説かれます。 読むと、更年期障害への知識が身につくと共に健康に気を遣っていく気持ちが増す1冊です。