不遇の少女・沙夜の危機の前に現れたのは美しい妖・玖遠だった。屋敷に戻りたくないと願った沙夜に玖遠が提案したのは、己の花嫁になること。戸惑いながらもその申し出を受けた先で待っていたのは甘く優しい日々で――。