「ずっとずっとお前を抱きたくて仕方なかった」男前皇帝×強気愛人による中華BL!男であるにもかかわらず、妃候補として後宮入りしている晧月。しかし、一度も皇帝・来儀に抱かれたことはない。月に一度、挿入はせずに激しく喘がされるだけ。この先一生底辺愛人として過ごしていくくらいだったら…と皇帝に手をかけ、殺人未遂で牢屋に閉じ込められる。次に出られるのは処刑のとき、そう思っていたら――「やっとお前を正式に妃にできた」とキスされて!?なんで殺そうとした俺が皇帝と結納してるんだ!?
庭師のシアは、文武に秀でた『祝福者』であり人嫌いと噂される皇子・イーリンの庭園で働くことになった。シアはかつて自分の命を救ってくれた彼に忠誠を誓う。しかし誤ってシアの血液を口にし発情したイーリンに身体を求められる。イーリンは『誘惑者』と呼ばれるオメガであった。(初出『fRag vol.30』重複購入にご注意ください)