どこにでもいる一学生、崎本米幸。彼は先日亡くなった祖父の畑と家の管理をしながら、そして祖母の介護をしながら暮らしていた。生活に忙しく友人も周りの理解もないまま高校へ進学し、高校でも周りからの干渉を邪険にしながら、施設に入った祖母をサポートする生活を送る。見かねたとある介護士に声を掛けられるが... どこにでもいる、1人のヤングケアラーのお話。