恋愛ファンタジー小説『この恋の終わりに』のヒロインに異世界転生した主人公は、大好きなヒーローに嫌われるべく奮闘していた。なぜなら、結ばれた2人は原作のラストで死んでしまうからだ。結ばれさえしなければ、ヒーローである国王・ディランだって幸せに生きられるはず。そのために、あの手この手で嫌われようとするも、何故か好感度は上がっていってしまい…!?
人気小説『聖なる乙女と闇の王』に異世界転生した主人公は、推しである闇の王・クラウスの下でメイドとして働いていた。本来なら正ヒロインである聖女によって、闇の呪いと孤独に苦しむクラウスは救われる。しかし、この世界には何故か聖女が存在しなくて…。どうにかして呪いから解き放ってあげたい、そんな想いでクラウスを訪ねると――「贄となる覚悟はできているのだろうな?」荒い息遣い、熱く火照ったカラダで押し倒されて…。もしかして、闇の呪いが暴走してる!?