鳴り止まぬサイレン。消えかける鼓動。鎌倉市民病院ERへやって来た新人研修医・花島瑠花が直面したのは、一刻の猶予も許されない、生死の境界線。そして、そのような場所だからこそ、一際輝く命の物語がある―――。