会社の先輩・カナに一目ぼれした新入社員のタケル。猛アタックの末スピード結婚!初めて手料理をふるまってくれる日、「タケル、海鮮好きだったよね」――カナは仕事ができて完璧主義だから、料理もきっとすごいだろう。ワクワクするタケルの前に出てきたのは、異臭を放ち糸を引く、タコとキャベツの炒め物だった。口に入れた瞬間、ヌメリとドブのような生臭さが口に広がる――こ、これは食べ物なのか? カナは普通に食べている…僕の体調が悪いのかな? 新婚だし、上司だし、なによりカナのことが好きだから…そう思って我慢して飲み込むタケル。しかしこの日から、地獄のような食事が続くことになる……
食って大事だなと改めて感じた 最初は幸せだった結婚生活。 なんとなくズレを感じていたけど、ご飯がまず過ぎて食べられず小遣いも少なく外食できず倒れるまで我慢してた旦那。 最初はヒステリーな奥さんだなと思ったけど、周囲の雑音や毒親のトラウマ、脅迫観念からどんどん自分を追い詰めていく嫁さん。 読んでいくと、胸の内が語られそれぞれの印象が変わる作品でした。
インスタやブログに数多あるメシマズ妻漫画の中でもこれは一味違った。 飯が不味いのは大変だよな〜レベルではなく、身体も壊すし精神的にも追い込まれる。 最初こそ、メシマズ妻に苦悩する主人公・タケルにひたすら同情していたけど、妻・カナの生い立ちや人間性がわかると見方が変わってくる。 喧嘩もしたけど一緒に料理作ったり、たまには外食したり惣菜買ったりで今では楽しくやってます!的な飯で解決する問題じゃなくなっていくのが面白い。 とは言えあくまでも実録エッセイコミックの域を越えることなく、センセーショナルかつ適度なチープさもあり適当に読める。 重厚な絵柄で伏線散りばめてしっかり描かれたら読んでなかっただろうな…というところも含めて面白い。 これ読むと『妻の飯がマズくて離婚したい』は可愛く思える。
食って大事だなと改めて感じた 最初は幸せだった結婚生活。 なんとなくズレを感じていたけど、ご飯がまず過ぎて食べられず小遣いも少なく外食できず倒れるまで我慢してた旦那。 最初はヒステリーな奥さんだなと思ったけど、周囲の雑音や毒親のトラウマ、脅迫観念からどんどん自分を追い詰めていく嫁さん。 読んでいくと、胸の内が語られそれぞれの印象が変わる作品でした。