親は子を保護する役目があるけど、子の成長につれてそれが必要なくなったり、立場が逆になったりして、気付けば子が親を守ってあげないとという状況になっている。でもそうなって初めて、自分が如何にいままで親に守ってもらっていたかを知る、というストーリーがグッと来ました。この感覚が刺さる人、多分多いんじゃないかなと思います。
マンバの「もっと売れてほしい/売れてほしかったマンガ」のスレで紹介されていて気になりました。とにかくあらすじの紹介が熱いので抜粋させて下さい。 『デジタル主流のコンテンツ業界では年々「空気」や「匂い」「体温」などを描ける漫画家が減少しています。そんな中この漫画の作者「タカキぼく」は圧倒的な感性で「失われた本当の世界」を表現します。「女」であることに苦しむ少女が出会った男の子は「死」を見つめる少年。「不可解な神」がいる海辺の街で2人は秘密の儀式に向かう。「虚構の時代」に「本当」を描く、実力派漫画家の登場。』 正直このあらすじを最初に読んでしまったことでハードルがだいぶ上がってしまった部分がありましたが、情感があるペンタッチで作者の熱意がとても伝わってくるのは本当でした。ただストーリーに目新しさがないように感じたのが残念だったかな。ぜひ次回作も読みたいと思いました。
親は子を保護する役目があるけど、子の成長につれてそれが必要なくなったり、立場が逆になったりして、気付けば子が親を守ってあげないとという状況になっている。でもそうなって初めて、自分が如何にいままで親に守ってもらっていたかを知る、というストーリーがグッと来ました。この感覚が刺さる人、多分多いんじゃないかなと思います。