「命、かけるか?」―――子どものころ、無邪気に交わし合ったセリフに、僕は、わたしは、どんなふうに答えただろうかとふいに思い出して、胸が痛むことってあるだろうか。「人生を有意義にする、ナニカが欲しい」。25歳、フリーター、不眠症のオレがブルーにこんがらがって、それでも前に進みたい、ヒーロー戦隊(!?)×青春狂騒曲!
人の良き友として共存するドラゴン。しかし一方で飼育放棄され、処分されてしまうドラゴンも…。 そんなドラゴンを救うトレーナーの“ノラ”の元にやってきたのは、人に危害を加えてしまったドラゴン“ラングレー”とクラスメイトに暴力を振るってしまった少年“アレックス”だった。
「どうも、死神です。あなた今、死にたいと思ってるでしょう?」友達同士、楽しく仲良く。ちょっとした行き違いが命取りの、緊張感あふれる、楽しい(?)学校生活の中で、ある日、『地雷』を踏んだフツーの女子高生・尾本サワ。トモダチという名の「同調圧力」とやせがまんの「ぼっち」生活に疲れたサワの前に現れたのは………、え……っと、『自称』死神!? 僕やあの子も悩んでる、トモダチの「あっち側」。死にたい女子高生、放課後の「デス」パレート。
足踏みの毎日を変えるのは、私たち自身。何があっても―大事なことは、自分で決める。月刊「ヒーローズ」第一回新人大賞を受賞した、期待の俊英、初の単行本化。“外の世界”を夢見る娼婦・アリシア。彼女は、客としてやってきた殺し屋・エドに、ある“秘密”を握られてしまう(表題作『coyote』)死んだ父は、偉大なるヒーローだった。その呪縛に捕われ続ける兄と、ひきこもりの弟。崩壊寸前の家族。そして“何者でもない”あたしは―…。(『≠kids』)この街のどこかで、居場所を求めて生きる人々を描く、四作を収録した著者初の短編集。生きることに手を抜けない人たちが、ここにいる。