「俺は知っている、この光景を…!」 父を失い、母は倒れ、姉と二人で家族を支えながら苦しい生活を送る青年・芹沢エリヤ。更に政治家のボンクラ息子に目をつけられて奴隷同然に貶められた彼の人生は、唯一の救いだったゲーム『ヴァルハラの揺り籠』をクリアした日から激変する。「俺がやり込んでたゲームが、現実に!?」 海底からラストダンジョン『城』が浮上し、同時に現れたモンスターたちが各地を蹂躙し始める。止めるには『城』を攻略する他に手段はない。攻略法を知るのは世界でエリヤただ一人。最底辺からの逆転劇が幕を開ける――!
ふと気がつくと、幽霊になってしまっていた女霊さん。生前の記憶もなく、誰にも気づいてもらえない孤独の中、たまたま通りかかった通行人を意図せず襲ってしまい愕然とする。自分が悪霊だったことに悩み悶絶するが、霊を科学的に除去・研究しているという日向夏教授と出会い、生きる希望を(幽霊だけど)取り戻していく。「ユウさんと私の世界を科学で繋ぎたい」そう真摯に語る日向教授に、止まっているはずの胸の鼓動を抑えられない女霊さんだった…。くっつきそうでくっつけない恋愛下手な2人のもだもだラブコメディー!