「ミラ、聞いて。私ね、この乙女ゲームの世界のヒロインなの!!」宿屋の娘・ミラは、友人・スピカの告白をきっかけに日本人だった前世の記憶を取り戻す。スピカによると、自分は乙女ゲームのモブキャラらしい。それなら私は、大好きなごはんでも作ってのんびり過ごそう! そう思っていたのに、スピカに振る舞った夜食の「うどん」が、ミラの運命を大きく変える引き金となって……?