オメガの青生は発情し、駆けつけたエリートアルファの課長を縛って体をつなげてしまう。解雇を覚悟するが、実は童貞だった課長の茫然自失な姿を見て「責任取って課長と婚活します」と言ってしまう。一方、親の影響で体の相性を偏重する青生が危なっかしくて放っておけない課長だが、青生にマゾだと思われたことで何かと恥ずかしい目に遭わされ、悶絶するような黒歴史が増えていき―!? 生きる理由を失っている孤独な攻めが、受けに救われるお話です。ネクタイで縛られるのも、梱包ラップで縛られるのも、SM椅子に拘束されるのも攻め!救われた後は、攻めも受けを溺愛します!真面目な課長アルファ×派遣オメガの、攻めが恥ずかしい目に遭うオメガバース♪
高宮グループの御曹司である高宮樹にはふたつの秘密があった。ひとつは父の実子でないこと。もうひとつは同性愛者であること。そのため樹は人と深く付き合うことを避けてきたが、亡き祖父の執事である津々倉が押しかけてきてから調子が狂い始める。愛想が悪く、しかも同居同然の津々倉に振りまわされる毎日だったが、いつしかその気持ちは変化していく。しかし津々倉にはある目的があって――!?
「貴方の骨髄を提供してください。できることなら何でもします」婚約者を救うために懇願してきた二乃島に、「じゃあ僕を満足させて」と水月は体の関係を要求した。恋人に裏切られたばかりの水月は二乃島を弄ぼうとするが、二乃島に助けられたことで彼の孤独に気づく。それを放っておけずに接するうちに、無表情だった年下男は大型犬のように懐いてきて――?完璧そうに見えて、何か欠落しているポチの言動にツッコミを入れつつ寄り添う、孤独な攻めを救うお話。※この作品は2012年シャレードパール文庫刊『ポチ拾いました』に、同人誌掲載作品などを収録した完全版です。重複購入にご注意ください。