「ざまあみろ、私は何もしてないからね」日本は現在もネガティブだ。テレビを付ければ事件、事故、病気、言われのないネガキャン。高校2年生の陽束は友達も少なく、学校生活が楽しいわけでもない。どちらかといえば根暗で陰キャで、いじめられ気質。今日もまた体育の授業はドジをして、そのたびにクラスメイトの千璃は意地悪を言ってくる。至って普通の”満たされない日常”だ。そんなある日、陽束は思いも寄らない出来事で喜びを知る。高校生の陽束とそのクラスメイト千璃の醜く美しい物語。作家:ぴりぷん百合イラスト・マンガを中心に活動中。
高校二年生の冬。私は交通事故で右腕を失った。最悪な出来事。でも落ち着いて見渡せば、いいことだってあるんだ。陽束もその一つ。私の”右腕”。彼女はきっと、私の最期まで一緒にいてくれる。作家:ぴりぷん百合イラスト・マンガを中心に活動中。