政財界を支配する名門一族、水島グループの若社長・貴也と愛人契約を結んでしまった瑠香。お金が繋ぐ体の関係だったが、貴也は情熱的なキスと愛撫で瑠香を翻弄していく。「困ったな、君の泣き顔が好きすぎる」耳元で低く囁かれるだけで体が疼いて……。恥ずかしい姿勢で後ろから淫らに愛され、快感に震える瑠香に彼が告げた思わぬ言葉は!?めちゃ甘シンデレラ物語!
政略結婚の挙式直前で、新郎の兄・大河と結婚した羊子。「あんたを抱いていいのは俺だけだ」貪るような激しいキスで羊子を翻弄し、情熱的な瞳で見つめてくる夫に胸の高鳴りが止まらない――。「ずいぶん淫乱な奥さんだな」いやらしい言葉責めと共に欲望の滾った熱い楔で貫かれる。淫らな快楽を教わるにつれ、彼なしではいられない。さらに優しくて不器用な真の姿を知り!?
父親の愛人の子として連れてこられた兄・十夜と、実は一滴たりとも血縁がないと朝子が知ったのは母の死後だった。不器用ながら優しい十夜に、朝子が恋心を抱くまでに時間はかからなかった。血縁がないことを言い出せず、妹を続けながら十夜を想う朝子は、――私の恋が成就したら、十夜に真実を打ち明ける。けれど十年が経ってしまったなら、私は十夜の妹を続けて別の恋を見つける努力をしよう――と賭けをする。過保護なのは兄として? それとも……。十年のタイムリミットが目前に迫ったとき、叶うはずのなかった恋は……。