傲岸不遜な財閥当主・花小路伸の花嫁として買われた斜陽の華族令嬢・織江。迎えた初夜――伸の手には縄が!?緊縛を受け身体中を這い回される指と舌。さらには張り型まで使われて!恥辱にまみれながら溢れ出る蜜。抗いながら絶頂へと達して打ち震える身体。被虐の悦びに目覚めた織江が気づいたのは純愛。倒錯した形でしか愛せない夫を癒せるのは、自分だけだということも……。
華族令嬢の雪子に仕えていた執事の斗真。家の没落により二人の立場が逆転!借金と引き替えに求められたのは……身体。媚薬を塗られ、緊縛された肌に蠢く指先。責めに責められ、刻まれる被虐の愉悦。私を憎んでいるの? それとも……。彼には異常な愛しか知らない哀しい過去が。歪んでいる──けれど一途すぎる愛。彼を救えるのは初恋の雪子だけで……。じわじわと敬語で「言葉責め」される執着愛!