父親の言いつけを守り優等生として生きてきたロン。そんな人生が嫌になり父親に逆らった日、不慮の事故で父親が亡くなってしまう。自分のせいと孤独感に苛まれた彼が救いを求めたのは学校や世間に煙たがれつつも愛と平和を信条に活動するフラワーチルドレンのミラ。新しい世界や価値観を教えてくれたミラに惹かれ想いを募らせていくが…。【※この作品は『ハッピーエンドはまだ遠い~愛に生きるフラワーチルドレンに孤独な優等生は恋焦がれ~』1~7巻を加筆修正のうえ収録し、新たに描きおろし特典を加えた電子単行本版となります。重複購入にご注意ください。】
優等生で副市長の息子という肩書を背負って生きてきたロン。ある日、父親絶対主義の人生に飽き飽きし、父親と口論になったロンは衝動的に家を飛び出してしまう。冷静になり家に戻ると自分を追いかける途中で父親が交通事故に遭い亡くなったと連絡が。ロンは動揺し、孤独感に苛まれた彼の頭に浮かんだのは父親の言いつけで疎遠になってしまった幼馴染のミラの顔。学校や世間に煙たがれつつも愛と平和を信条に活動するフラワーチルドレンのミラなら孤独を埋めてくれると一緒に行動するように。ミラを通し新しい世界や価値観を知り、そんな世界を見せてくれたミラに惹かれ想いを募らせていくが、その想いは徐々に厄介な独占欲につながり…。
舞台はアメリカNY。ヴィンスはキモチイイことが大好きでハニートラップが武器のマフィアのポストボス。フランキーはファミリーに所属してないフリーの凄腕ヒットマンでヴィンスに好意を寄せている。しかし、ヴィンスからは嫌がらせだと軽くあしらわれる日々を送っていた。ある日、ボスから構成員たちは土地と多額の金の運用方法を任されることに。各々が計画を遂行しようと策略を練る中、ヴィンスもお得意のハニートラップを仕掛けることに。しかし、そこで自身のフランキーへの淡い恋心に気づいてしまう。沢山の犠牲を払いながらも計画は最終段階に進むがヴィンスは複雑な想いに。そんな中下されたボスの命令はフランキーを始末することで…
「なんなら、見せつけてやる」──パフォーマンスをしながらカクテルを作り提供するフレアバーテンダーの力也。彼が勤めるバーにカップル配信者の「ユヅル&ジュリナ」が配信をしにやってきた。二人が偽カップルであることを知った力也は、フレアを馬鹿にされた八つ当たりでユヅルのSNSにそのことを書き込んでしまう。次の日、来店したユヅルからフレアをみせてほしいと言われ、馬鹿にしたくせにと全力で見せつけるとユヅルは大絶賛! ガラの悪さを見せつけたくなった力也はユヅルを闇格闘技場に連れていく。そこでの出来事をきっかけに徐々に親密な関係になっていく二人。ユヅルがSNSに力也のフレアを上げたことで力也もインフルエンサーとなり有名になったが…。