安城凛、25歳。職業・家政婦。…を、クビになったばかり。それでも世話焼きすぎる性分は変わらず、今日も酔い潰れた友人を介抱したり、大雨の中で道端に蹲っていた男を助けてしまったり。翌日、元勤務先に「好条件の専属契約の指名」が入ったことで、クビ解消を言い渡される。おそるおそる向かった先は、既にベテランの家政婦もいる大きなお屋敷。そこで待ち構えていたのは――あの雨の夜に倒れていた男・藤堂だった。「安城凛さん……今日から私は、あなたのものです」突然の言葉に戸惑う凛に対し、助けられて好意を持ち、凛を「調べた」ところ職を失って困っていると知り、力になりたい旨を藤堂は饒舌に語り始める。――それって、ストーカーじゃん!?!? ドン引きの凛をよそに、藤堂の愛と暴走は加速するばかりで…!? ―本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「正しい恋の落ちかた。」のコミカライズです。
持ち前の自己肯定感の低さから尽くしまくりで流されやすく、ダメ男に引っかかってばかりの紗世子。今日も元カレに強引に復縁を迫られていたところを、前髪で顔を隠した得体の知れない同僚・朝倉に助けられる。そこからなぜか、元カレを諦めさせる策として、朝倉が恋人のように振る舞う協力をしてくれることに。ありがたいけど、どうして…? 最初は戸惑っていた紗世子だったが、顔が見えない朝倉に対しては恋愛のように無理せず、自然でいられる関係に居心地の良さを感じ始めていた。しかし、ある日朝倉を“男性”として意識してしまう出来事が起きる。今まで通りなんてできない…!と戸惑う紗世子に対し、朝倉はそれ以降、より一層恋人同然に迫ってくるようになり…?
最愛の恋人・眞咲との婚約を、先方の実家から一方的に破談にされて3年。はなはヤケで立ち寄った占いに従い結婚した、自分に無関心な夫・宏也と暮らしていた。自分の選択に迷いを覚える中、転職先で眞咲と再会し…?