1巻読了。 ケース1の貴美が本当に可哀想。 母親自体も、塾に煽られ、父親に罵倒され、周りからの圧力によって、心が病んでいるのではないかと心配になってしまう。 自分の子供をどうしたいのか、子供の精神状態を理解せず、勉強のみ強制的に勧めてもいい結果は出ない事は分かっているのに。 そこにさえ、気づかないくらい大変な受験って、今後の日本は、これで大丈夫なのか? そして、兄も酷い。 それを見ぬふりをしている母も許せない。 こんな歪んだ家庭から一刻も早く貴美を解放してあげたい。
あとがきで原作者さんが、漫画を描いているワダさんはパチンコ狂い、國やんのモデルは自分だがギャンブルは一切やらない、と書かれていて笑ってしまった。 なんだかすごくだめな感じの主人公だなあと思ったら、ハイブリッドして生まれたダメ主人公らしい。 こう言っちゃなんだが、存在しなくて良かった。 本作を最初に読んだときは漫画も本人が描いていると勘違いしていたので、あまりにもな主人公にちょっとひいてしまっていたので、すごく安心した。 それからあとがきで、リモコンを溶かすほど、テレビのデータ放送のゲームをしたオッチャンの存在は実話と明かされていて、フィクションとノンフィクションの狭間のおもしろさを感じた。 これから、生活しているから分かる不可思議な日常が描かれていくんだろうか。 ドヤのお仕事紹介はどこまでどうなんでしょうね。福島行きの話は震災後に時々聞いたけども。 ちなみに、第一話冒頭で編集長が書かれていたように、あとがきで読んだ原作者さんの文章はおもしろかった。 今、平成はじめのルポを読むと当時はこういうのが許されていたのよねと思うのと同様に、もう20年くらいしたら、こういうのがまだ許されていた時代よねとなりそうな雰囲気もすごく良い。原作も読みたくなる。
※ネタバレを含むクチコミです。
1巻読了。 ケース1の貴美が本当に可哀想。 母親自体も、塾に煽られ、父親に罵倒され、周りからの圧力によって、心が病んでいるのではないかと心配になってしまう。 自分の子供をどうしたいのか、子供の精神状態を理解せず、勉強のみ強制的に勧めてもいい結果は出ない事は分かっているのに。 そこにさえ、気づかないくらい大変な受験って、今後の日本は、これで大丈夫なのか? そして、兄も酷い。 それを見ぬふりをしている母も許せない。 こんな歪んだ家庭から一刻も早く貴美を解放してあげたい。