唯一の親族であった姉夫婦を、海外の事故で亡くした大学生・瑠音。姉が残した子供・飛鳥を連れて葬儀へ向かう最中、突然異世界にトリップしてしまう。見知らぬ荒野で途方に暮れていたところを精悍な美丈夫・崔青覇に助けられるが、姉の形見として持っていた翡翠を「盗んだ」と勘違いされてしまう。すると青覇から「助ける代わりに俺の愛妾になれ」と命じられて――!? Ciel先生の美麗なイラスト入り♪
【限定配布されたショートストーリーが付いた電子限定版♪】大昂国十番目の皇子・美羽は、恭国との戦地へ赴く。お飾りの将軍でしかない美羽は敵軍に加え、味方の裏切りにもあい死を覚悟する。その時、突如現れた黒豹に救われ、洞穴に身を隠すが高熱で人事不省に。そんな美羽を保護したのは、敵国の黒将軍と呼ばれる男・翔天星だった。恭国の都へ向かう中、戦利品として自分を抱く天星に反抗し続けていた美羽だが、彼を憎むことはできず……!? 壱也先生の美麗なイラスト入り♪
森で育ったセレスは、ある日突然、ラクールの双子の王子であることを告げられ、百年に一度の聖なる婚姻――国と国を結ぶ王子同士の儀式を、身代わりとして行うことに!しかし、婚礼の相手であるバルビエ帝国の皇子・キリアンは、以前、セレスの唇をむりやり奪った傍若無人な男だった…。「おまえは俺の花嫁だ」セレスは身代わりであることを見抜かれ、あげくの果てに、強引に初夜を迎えるはめに。けれど、キリアンの野性的な熱い瞳に、身も心も掻き乱されて…。
玲瓏たる美貌を持つ、祥の太子・白麗。桓の太子・亮牙の元に嫁ぐ妹の身代わりとなり、亮牙の暗殺を決意した白麗には、忘れられない男がいた。「生き延びると約束しろ」と戦場で助けてくれた、敵方の精悍で優美な美しさを持つ武将――。だがその男は、手にかけるべき敵、亮牙だった! 埋め込んだ灼熱で熱くとろけた最奥を責め立てられ、亮牙の背に縋るしかない白麗を、亮牙は思うさま貪り!? 濃密中華ロマン、登場!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
ずっと貴方が、僕を見守ってくださっていたのですか…? 翡翠は黒北国の王・玄武神への貢ぎ物として育てられた。飾り立てられ、そのまま神殿の奥の昏い迷宮へと送り込まれ、魔物に喰らわれる…はずが、玄武神・黒曜その人により救われた。生贄なのに花嫁として日々を過ごす中、翡翠なりに黒曜の役に立ちたくてとった行動は、眠ってはいけない黒曜を眠らせ冥界を開いてしまうことに…。
「治療代の代わりに、おまえの体を抱かせろ」SAT隊員の草薙は、事件の調査中、勢力拡大中の暴力団組織の切れ者会長・喜多村に助けられる。しかしその代償に思うまま身体を嬲られてしまう。屈辱を感じつつも、焦らすような喜多村の甘美な愛撫に支配される草薙の身体は、意思とは裏腹に散々喘ぎ啼かされてしまい…!? 抱かれるほどに離れがたくなる二人だが、相容れない立場同士の愛は許されるのか――!? 喜多村視点の極甘Hのショートも収録!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
火竜王(α)の為に召喚したΩはみすぼらしい人間…! しかし王は彼を愛しく想い、竜界の中で守る。いつか人間界に帰そうと…?※本書は電子配信中の「小説オメガバースアンソロジー」に収録されております。
見つけた! おまえこそが長い間探し求めていた美しい光――! ひとりぼっちの子供・瑛鈴は、突然現れた高貴で不遜な男・延揮により花嫁として育てられる。自分の存在に悩みながらもやがて美しく育った瑛鈴は初夜、延揮に激しく愛され、抱かれ、貫かれる痛みすらも快感に変わる熱を注がれて幸せの絶頂に…だが自分に望まれているのは命と引き換えに延揮を護ることだと知って!? 瑛鈴が二人の王に求愛される短編も収録!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
鐘国の皇子・侑李は、敵国であるファルミオンの王・レオニダスとの一騎打ちに敗れ、虜囚となる。彼に気に入られ、臣下になれと持ち掛けられるが、勝気な性格が災いし処刑を望む侑李。それならばと、レオニダスに組み敷かれ「俺好みに仕込んでやろう」と凌辱されてしまう。無垢な身体を弄ぶように快楽を教え込まれ、どんなに抗おうとも淫らに反応してしまい…。
「復讐の掟に従い、相応の罰を受けてもらう」留学生の凪は自身の起こした事故で、マフィアのボス・レオニードを失明させてしまう。だが、組織に捕らわれた凪の前に現れたレオニードは、凪を恋人と間違い、優しく抱き寄せてきた。誤解されたまま偽りの恋人を演じる自分に惜しみない愛情をくれる彼に、次第に惹かれてしまう凪。そして迎えた初めての夜。凪は拓かれる痛みを堪え、ただレオニードに縋りつくしかできなかった。抱かれている時だけは彼は自分だけのもの。そんな儚い幸せを感じてしまい……。
【お値段すえおき! おまけ付/書籍発売時に書き下ろされたショートを特別収録!】艶やかな黒髪をなびかせ、日本刀を操る美貌の近衛連隊隊長・美里は、屋敷に侵入した不審な仮面の男を見咎めた。敵なしと自負する美里の剣を男は軽々と躱し「天使に軍服は似合わない」と美里をからかい翻弄する。その仮面の奥には真紅の眸。思わず魅入られた美里は、男に唇を盗まれ―!屈辱に身悶える美里だったが、そんな時、宮廷に新大陸から来たという怪しげな伯爵・ライネリオが現れた。その瞳は琥珀。けれど美里にはライネリオが仮面の男に思えて……。
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】『私がおまえを買い取ってやろう』ゾラン帝国の王太子リエトには、密かに恋慕う男がいた。その男は、近衛騎士ルスキーフ。叶わぬ想いに胸を焦がしていたある日、リエトは父王から妻を娶るよう命じられる。皮肉にも同様に、ルスキーフにも縁談が持ち上がっていた。父王の命令は絶対だが、彼が結婚してしまうことに絶望したリエトは、運命を変えてくれるという水鏡に願いを託すことに。しかし目覚めた時、ルスキーフはおらず、リエトは奴隷になっていて……!?
おまえは黙って俺に抱かれていればいい」シュバールを訪れた漣は、砂漠で倒れていたところを皇子サージフに助けられる。彼は口ぶりは乱暴だが、衰弱する漣を気遣ってくれた。しかし、漣が探していた王位継承の条件―花嫁―だと分かると態度は一変した。組み伏せられ、花嫁の証として陵辱されてしまう。常に傲慢かと思えば、美しい砂漠の夕日を見せてくれる優しさもあり……彼の真意は蜃気楼のように掴めなかった。心が揺れる中、漣は純白のドレスを纏わされ、神前で永遠の愛を誓うことになり――。
【お値段すえおき! おまけ付/書籍発売時に書き下ろされたショートを特別収録!】少女と見まごうばかりに可憐な美貌の桓の皇帝・琳花は、行く手を阻む精悍な敵将に懐かしげに名を呼ばれた。それは「大人になったら俺の花嫁にしてやる」と約束してくれた幼馴染みの啓真だった!! いまや将軍となった彼は琳花が皇帝だとも知らず、いずれ花嫁にする虜囚だと宣言し、自らの傍に置く。けれどどんなに大切にされても正体を明かせない琳花は、啓真に固く口を閉ざすしかなかった。そんな態度を皇帝の愛妾だからではと疑う啓真は琳花の唇を強引に奪って押し倒し――!?
「何が起きようと、この愛だけは変わらない」山荘で暮らす美咲は、ある日遭難した紳士を助ける。だが、彼は記憶を失っていた。吹雪が落ちつくまでの間、美咲は彼をクラウスと呼び、共に暮らすことに。思い出せない不安から頑なだったクラウスも、美咲の手厚い看護で次第に心を開いていった。天涯孤独の美咲にとっても、優しい彼に恋をするのは必然だった。二人きりの甘い蜜月生活。しかし、それはクラウスが姿を消したことで終わりを告げた。町に下りた美咲は偶然クラウスを見つけるが、彼は財閥の総帥で、更に美咲のことを忘れてしまっていて……。
「おまえを離してやることはできない」マフィアのボス・レオニードに愛され、満ち足りた日々を送っていた凪。だが心の底では、先輩である渚の身代わりだった過去が暗い影を落としていた。レオニードが本当に愛しているのは、ぼくではなく渚――不安になった凪はピアノにも集中できず、彼に当たってしまう。そんな時、敵対する組織に攫われた凪は、媚薬を使われ男達に淫らに喘がされた姿をレオニードに見られてしまう。穢れた自分は、彼の傍にはいられない。哀しい現実が凪を打ちのめして……。
「殿下、今宵も私をお求めですか?」御曹司・理人の生活は、突然現れた貴公子マクシミリアンによって一変した。顔も知らぬ父王の後継にと望まれ、半ば監禁状態に。焦れた理人は、マクシミリアンを挑発する――性欲処理の相手が欲しい、と。だが彼は何故か微笑み、理人を押し倒した。性技に長けた男の手に理人は喘ぎ、達かされてしまう。一夜の過ちは甘い呪縛に変わり、理人を翻弄する。そして今夜もマクシミリアンの誘いを断れなくて……。日本人青年と異国の貴公子が織り成すロイヤルロマンス。
「婚約者としての自覚を一晩かけて教えてやる」オークションで姉が落札したのは、なんと英国貴族。姉の代理で城館に向かった菜月を出迎えた侯爵・ローレンスは、菜月に婚約者としてふるまえと傲慢に命令してきた。結婚は単なる契約で愛など必要ないという彼に菜月は戸惑うが、冷たい態度とは裏腹に口づけは熱く激しかった。共に過ごし、その不器用な内面を垣間見た菜月は、彼に惹かれ始めていた。ローレンスは姉の婚約者(もの)なのに――。だが、婚約披露会の夜、彼の逆鱗に触れた菜月は強引に抱かれてしまい!?
一生おれのそばにいる覚悟はあるか?
「帰ってきたよ――おまえに復讐するために」花房伯爵家の跡取り・薫の前に現れたのは、かつての親友であり、忘れられない男・桂木だった。学生時代、薫の父の商略により桂木家は破産。全てを失い単身アメリカへ留学する彼を、薫は物陰から見つめるしかなかった。八年後、艶めく容姿の薫とは対照的に精悍な風貌となって男は戻ってきた――瞳に憎悪の光を宿して。複雑な想いを胸に秘めた薫は、憎しみをぶつけるような口づけに翻弄され!?
潰れかけの剣の道場を継いだ花エイは、兄弟子銖王に子守を頼まれる。引き受けた花エイだったが、子供目当てに道場を襲撃されてしまう。ここでは危ないという銖王に連れて行かれた先は、煌びやかな後宮で……!?【電子特別版】秋山みち花先生書き下ろしの後日談ショートストーリーを電子版だけに特別収録!
「未来永劫、おまえは我のものだ」宮司の息子・八尋は、姉の身代わりに巫女となり、神が棲むと言われる御山に向かう。そこで銀髪に瑠璃色の瞳をした男と出会う。この世の者とは思えないその男は、実は「銀鬼」と呼ばれる鬼。鬼の花嫁の徴を持つ八尋は、彼に精気を求められることに。褥に押し倒され、施される淫らな口淫。初めての感覚に、八尋は抵抗虚しく達かされてしまう。冷酷な雰囲気を漂わせ、大事なことは何ひとつ教えてくれない銀鬼に憤りを感じた八尋は、結界を破り、彼から逃げようとするが――。
双子の奏矢と天音が目を覚ますと、そこは異世界だった――。この世界では、天音は救世主として皆に大切にされるが、なぜか奏矢は闇の穢れを持つ不吉な存在として疎んじられてしまう。冷たくされてもくじけずにいた奏矢だが、天音を召喚したというエルフ族の王・クリスヴァルトが、天音だけに優しくするたび胸が苦しくなって……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
天杜村の支配者である九条家に、代々仕えている妹尾家の次男・呉羽は、幼い頃に出会った雄々しい虎・諸仁のもとで働きたいと必死に鍛錬を重ね、ガードとして傍にいることが許される。諸仁を見るとドキドキしてしまう呉羽だったが、ある事件をきっかけに、自分の命を差し出す覚悟で、諸仁の仮の命名者となることを決意するが……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。