日本の行方不明者の年間の届け出受理数は、約9万人。7年間、生死が明らかでない者は、「失踪者」の手続きを受けることで法律的に死亡する。七尾タツヤは、そんな失踪者捜索依頼を得意とする探偵だった。七尾の相棒は“ウソが大キライ”なショーコ。2人は七尾の能力を使って、過去に失踪者が身に付けていたモノからその人物の痕跡を辿り、“生死にかかわらず”見つけ出す。その日も、2人のもとへ新しい依頼人が訪れるが――。
※ネタバレを含むクチコミです。
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