映画監督志望の少年・祐介。人と関わらず映画に没頭する日々を送っていたのだが、ある日、兄の海斗が大病を患わせ余命宣告されてしまう。正反対の兄弟で喧嘩ばかりしていた二人だったが、兄は弟に提案する「俺が主人公のドキュメンタリーを撮れ」と…。そして兄の死と向き合い、カメラと向き合う日々が始まるのだった。
両親が留守の5日間だけ、小学4年生の卓人(たくと)と妹・鈴(すず)の家に、家政婦の言吹(ことぶき)みゆがやってくる。なごやかな雰囲気で3人での生活が始まるが、卓人は得体の知れない不安を感じる。不安は的中し、彼女がやってきてから、おかしな事件が起き始める。怪しんだ卓人は、言吹さんの正体を探り始めるが――。「この家政婦、どこかおかしい!」