「あの時から俺は、貴方の隣に居たいと思ってたんです」エリートリーマンの蓮(α)は大のΩ嫌い。幼い頃、父親がΩと不倫し家庭は崩壊。同じ轍を踏んでたまるか…そう思い徹底してΩを避けてきたのに――。ある日の仕事帰り、懐かしい香りに誘われ路地裏に入ると見知らぬ男が倒れていて!?香りの元がΩのフェロモンだと気付いた時には「抱いてください」と懇願する彼を拒めず、本能のままセックスしてしまう。これは一夜の過ち。そう思っていたのに…後日、部下として入社してきて!?朔也と名乗る彼に、必要以上に関わるまいと冷たくするが仕事は一生懸命こなすし、嬉しそうな笑顔にどこか見覚えがあって。しかも彼の香りにだけ、なぜだか身体が反応する…。Ωなんて嫌いなはずなのに、どうして愛おしく感じてしまうんだ?
「瑛斗さん! 俺と付き合ってください!」毎日毎日、年下ワンコからの愛の告白…。しかも人前だろうがなんだろうがお構いなしのコイツのせいで、職場では公認の行事となっている。こういうの本当に困………ってないから困るんだよなあ~~~!!! そう、毎日繰り返されているうちに気が付けば俺も少なからずコイツに好意を持ってしまったのだ……。しかし今更、素直になれない。そうこうしているうちに、まさかのライバルが現れて――!? 【フィカス】
俺とトモは、性格は真逆だけど小学校から大学まで一緒の大親友。ゼミ仲間との宅飲み中、トモをからかおうと、先輩に聞いた話を耳打ちする。「セックスで尻使うとイイんだって」真面目でエロとは無縁そうなトモの反応を楽しみにしていたら、「試してやろうか?」とまさかの返事で!?みんなが近くで寝てるのに、余裕な表情で俺の尻を弄ってきて…!男がそんなトコ感じるワケない!と思ってたのに、奥を指で擦られると頭と身体が甘く痺れてきて…。やばい、尻ってマジで気持ちイイかも。完全に流されてるけどもう止められなくて、声と痛みを必死に抑えながら最後までシてしまい―。翌朝、トモはド真剣な顔で「お前が気持ちよくなるまで責任とるから」と言ってきて…なんかとんでもない事になってきたかも!?