「結婚なんかしたくない!」自分勝手な子爵令息にプロポーズされ、宝石商の娘キアラは逃げていた。貴族に求婚されたら平民に拒否権はない。追いかけてくる子息から必死に逃げて辿りついた教会で、キアラは見目麗しい少年・スノウと出会う。彼は式典に成人貴族として参加するため結婚相手を探しているという。司教様に彼との結婚を勧められ、令息に追い詰められたキアラはスノウと離婚前提の結婚を決意し――!?
羨ましいと言いながら、妹の自分から全て奪う姉。とうとう婚約者まで奪われて――!? ※この作品は『婚約破棄されましたが、幸せに暮らしておりますわ!アンソロジーコミック』4巻収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
海辺の街の修道院で穏やかに暮らすマリア。彼女は2か月前、浜辺で保護され過去の記憶を失っている。ある日、マリアの兄・サティアス、母・イレーネと名乗る大貴族がやってくる。そして、マリアの本当の名前は“ビアンカ”だという。自分たちは家族だという彼らの言動に違和感を感じながらも別邸に向かったビアンカは、サティアスに邸内を案内してもらっている時バルコニーで気分が悪くなってしまう。広間で休んでいると、メイドたちがビアンカが自殺をしたと話しているのを聞いてしまい……!?
【電子限定特典として、描き下ろし漫画(1P)が付きます】「運命」という言葉が嫌いなΩのあまねは、あまねが“運命の番”だと言う御曹司でαの音羽と出会う。彼は“運命の番”を嫌っており、本能に抗い自らをコントロールできることをある人物に証明するため、“運命の番”であるあまねに協力してほしいと懇願する。発情期がまだきていないあまねには音羽が自分の“運命の番”かわからなかったが、彼の思いに共感し引き受けることに。そんなある日、音羽と話している最中にあまねに初めての発情期がきてしまい……。
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(1P)が付きます】葉は「幼なじみの樹の王子様になりたい!」と小さい頃から夢見ていた。しかしその後、樹に2度の失恋。それでも諦めきれず今も片想いをしている。ある日、樹の妹・千花から彼が二人暮らし用の部屋を探していると聞く。樹の同居相手が気になって仕方ない葉は、彼が同僚の女性と親し気にしているのを目撃してしまい……!?すれ違い&あまあまラブストーリー。