ここはエイタパン。音と喜びに満ち溢れた音楽の世界。最高の奏者エイタパ・ニーチになることを夢見る小笛奏者のミリだけど、まだまだへたっぴ。ポッケ師匠やエイタパンの仲間たちと一緒に今日も愉快にセッション!
独自の世界観を持つ、どこか懐かしい若手漫画家あべまりな。青騎士とASUKAに掲載された「銀銀黒曜」「魔解の都」「エフィの夢の箱」「日向子守の怪し人」「しっぽくん」の5つのメルヘンをまとめた短編集。
繊細っ子と天真爛漫っ子とこそばゆ読切(青騎士5B号)
狩られる者たちのひたむきな生を描く、読切40頁(青騎士2B号)
「言葉に出して言い続けたら本当になるかもなーーできないことでもさ」人を治す力を持つコッカ人はシトール人の戦争の道具として囚われ利用されていた。そんなコッカ人の中であっても、左腕を失い人を治す力のないジークは「コッカ人のなりそこない」と周りから遠巻きにされていた。戦争によって次々と失われていく命、何もできないジークにできることとは…?
行くあてのない少女・ティアが出会ったのは死体を運ぶ男。この死体を売ると人のためになるんだと言われ、役立つ人になりたい少女は謎の男・ジークについて行くことに。人のためになるというその死体の使い道とは…?
「まさか、食べ物と友達になるなんて…。」人間の血を吸わなくなった吸血鬼の唯一の食糧はバラ。いつもお腹を空かせているバラ栽培係の吸血鬼・パスカルは誤って自分の血をバラにかけてしまう。すると吸血鬼の血を吸ったバラと話せるようになってしまった!「僕が食べられないように守って。」バラの友達ができてしまったパスカルは、唯一の食糧であるバラが次第に食べられなくなってきて…。表題作『パスカルとバラの木』他、4作の読み切りを収録。優しく心に染み渡る、あべまりなの珠玉のファンタジー集。
少女ラナにだけカーレースの事故で死んだタックのパパが見える。「もう父さんはいないんだ。いい加減そういうこと言うのやめてくれ!」大好きなもので大切な人を失くし、あの時の事故が忘れられないタック。カーレースを大好きな気持ちを忘れてほしくない…そう思い行動に出るラナだけど――…。