貧乏で弱気な青年・トオル。そんな彼の唯一の親友である優が突如姿を消した。トオルとともに、11人の美女が優を探しに無人島・傍島に向かう。そこで巻き起こる血の惨劇――。疑念、友情、劣情が交錯する青春追跡旅。
家にも学校にも居場所がない…。さえない少年・宗介はいつも苦悩していた。ある時、宗介は島で一番キレイで一番大きい会社の社長令嬢でもある少女・れいなと繋がりを持つ事になる。何も持たない宗介と全てを持つれいな。対照的な二人だったが、ある日、れいなは父の会社が倒産し、学校へ来なくなる…。れいなが島の宿で働かされている事を知った宗介は宿に忍び込み、彼女の姿を見つけるが、そこで行われていたのは――。
【2015年後期・第68回ちばてつや賞一般部門】入選受賞作品