タチの悪い厄ばかりを引き寄せてしまう少年、篝日差。「厄病神」と罵られながらも、周りを厄に巻き込まぬよう、独りで生きる術を身につけた… そんなある日、日差に新たに付き纏い始めたのは、見知らぬ謎のストーカー少女だった!? そしてその少女の存在に呼応するように、危ない雰囲気の厄の影も動き出す… 謎のストーカー少女の正体とは? そして少年が迫られる選択とは…?
100年前、ある科学者が機械に心を宿す事に成功したという伝説が残る街――。その伝説を信じ、心を宿す人造人間を夢みる発明家Dr.シグ二とその娘スノー。スノーは居候の少年ディオと「心の素」となる奇跡のパーツを求め今日も探鉱へと赴いていた。しかしその影で、完成間近となった人造人間を兵器として利用しようと企む魔の手が迫る… 『同じ痛みを知る者だからこそ出来ることがある。』少年と少女の心を巡る物語。