丹波の篠山から東京の叔母さんの家へ来たミミちゃんは、体も大きく力持ち。強く優しい彼女をみんなは「金時さん」と呼びます。新しい小学校で金時さんは、些細な事件からお金持ちの大河原くんたちいじめっ子5人組にいじわるされます。しかし逆に懲らしめると、それから大河原くんはことあるごとに金時さんを不当にいじめようとしますが……。石ノ森章太郎が女の子に向けて『南汀子』名義で描いた、勇気あふれる少女の物語!