強くて優しくて完璧で憧れの存在、それがヒーロー。 自分自身が失敗ばかりでダメすぎて、自信がないからこそ憧れてしまう。 主人公は正義のヒーロー・超光速光矢に憧れる女の子。 皆よりどんくさくて泣いてばかりで情けない自分が嫌いで、しょっちゅう手を洗っている。 世界を綺麗にしてくれる石鹸みたいなヒーローに私もなりたいと決意し、ヒーローを目指すことに…という話。 とは言ってもダメダメな女の子が強いヒーローになってめでたしめでたしというお話ではない。 ヒーローだって1人では戦えない、優しいだけでも務まらない、辛い日だってあるんだよね…… これらが綺麗ごとじゃなく嫌な温度で描かれている。 そうだこれは白井もも吉先生の作品だ…と実感させられる。 白井もも吉先生は汚さ情けなさ嫌らしさを可愛くポップに描くのが上手だなぁ。
ふざけた話に見せかけてめちゃくちゃ尊いやつ。ここから転がるように百合に発展しても最高だし、これっきりで思い出になるのも切なくていいし、つかず離れずほのぼのしてくれてもいい。 ここで終わるのも最高だけど続いてくれたらもっと最高……。 漫画家の白井もも吉(現実の白井もも吉さんとは違うという設定)が狂ってしまってSNSで人間のペットを募集するお話。 全然エッチじゃないし倒錯的な行為もないし、女の子2人が健全に仲良くしているところを眺めるだけ。 それなのにどうしてこんなに幸せで切なくて愛おしくてたまらない気持ちになるのか。これが尊いということか。 ぜひ読んでほしい。尊い。
ひとりきりになりたいという感情にここまで上手に寄り添ってくれるひとがいたら幸せだろうなあ。 先生としては間違ってるのかもしれないけど、すてきなひとだなあ。
強くて優しくて完璧で憧れの存在、それがヒーロー。 自分自身が失敗ばかりでダメすぎて、自信がないからこそ憧れてしまう。 主人公は正義のヒーロー・超光速光矢に憧れる女の子。 皆よりどんくさくて泣いてばかりで情けない自分が嫌いで、しょっちゅう手を洗っている。 世界を綺麗にしてくれる石鹸みたいなヒーローに私もなりたいと決意し、ヒーローを目指すことに…という話。 とは言ってもダメダメな女の子が強いヒーローになってめでたしめでたしというお話ではない。 ヒーローだって1人では戦えない、優しいだけでも務まらない、辛い日だってあるんだよね…… これらが綺麗ごとじゃなく嫌な温度で描かれている。 そうだこれは白井もも吉先生の作品だ…と実感させられる。 白井もも吉先生は汚さ情けなさ嫌らしさを可愛くポップに描くのが上手だなぁ。