幼少期に亡き祖父が恐れていた化け物“ぼぎわん”と邂逅した田原秀樹。社会人となり、家庭を持った彼のもとに姿なき訪問者が……。腕を失う後輩、自宅で起こる怪異、見えない恐怖が迫ったとき、彼がすがりついたのは――。話題騒然のノンストップ・ホラー、第1巻!
怪異、幽霊、妖怪、悪魔、憑き物、おばけ、オカルト、幻覚――「困ったら、あの子のオモチャのバットで“殴って”もらうといい。」とあるバーで働く奇抜な見た目をした比嘉真琴は、その日、オモチャのバット片手に朝の満員電車に乗っていた。サラリーマンで埋め尽くされた車内で、誰も寄りつかない優先席。真琴が指輪に触れたその時、見えない“ソレ”が蠢きだし…!?オカルトライター&フリー編集の野崎とともに、日常に潜む怪異と対峙する――。