どこにでもいる姉妹の、特別なお話。心の琴線に触れる読切24P!!(ビッグコミックスペリオール2019年2号)
東北在住作家が描く、震災の地で生きる人々 大学を卒業し、福島県の故郷の村へと戻ってきた聡子は、村で生きる目標とパートナーを見つけた矢先、東日本大震災に遭遇。恋人は行方不明となってしまう…… 汚染された村から避難し、仮設住宅暮らしを余儀なくされながら恋人を待ち続ける聡子。季節は震災前と同じように巡り、故郷も、思い出の場所も、美しいまま。なのに、村へ戻ることはできない。行き場のない怒りや悲しみを抱えながら、それでも聡子たちは、少しずつ、前へと歩んでいく―― “被災地”で暮らし続けようとする人々の想いを、あたたかなタッチで描き出すヒューマンドラマ。
第一回ヤングスペリオール新人大賞受賞!! 兄と妹。この世にたった一つしかない存在。(ビッグコミックスペリオール 2018年23号)