「ルームメイトのヘビオは蛇人間である。容姿も行動も蛇そのもの。皆そんな彼を恐ろしいという。でも僕は……」。田舎から上京してきて寮暮らしになった学。ルームメイトは、なんと人外(!?)ヘビオだった。怖がる寮生たちだが、学は共同生活の中で、ヘビオに不思議な気持ちを抱くようになっていく。「僕はヘビオを怖いとは思わない。だけど、毎日ドキドキしてばかりいる」。ヘビオと学の笑撃のノスタルジック寮生活が始まる。
江戸時代、妖怪を描いて名を馳せる浮世絵師の鳥山石燕。これは石燕が妖怪たちと出会い、化け絵を描き始めたばかりの頃のお噺です。飛頭蛮(ろくろ首)のお游と一夜を過ごし、ともに暮らすことになった石燕は、河童や人面樹など、様々な奇々怪々と時にゾゾゾやムフフ、時にほろりの出会いをしていくことに……。
時は江戸、妖怪を描き名を馳せることになる鳥山石燕。彼が妖怪を描くきっかけとなったのはある吉原の出会いからだった。密かに描き始めた化け絵、しかしこのことはまだ誰も知らない……。
日本固有種で世界最大の両生類、ちいさな姿で大活躍!SNSで可愛い!癒される!と話題もっちりしたフォルムの手のひらサイズがたまらなく愛らしい…!!そんな「オオサンショウウオ」を繊細なタッチで描いた人気漫画。描き下ろし30ページ以上収録し、ついに書籍化。番外編ショートストーリー『オオサンショウウオ、海に行く。』も収録。***(そもそも)オオサンショウウオとは?3千万年前からほぼ姿が変わっていないことから「生きた化石」とも呼ばれる特別天然記念物。