すごい世界があるもんだ…と圧倒されながら読んでいる。 トナカイ、カメレオン、カエル、ウーパールーパー、鹿や羊の脳みそ…食べてみたいという好奇心はギリわかるけど、食べたいかと聞かれたら決して食べたくはない。 いわゆるゲテモノたちをアサギユメ先生が美味しく食べまくるお話。 ただ興味本位で食べるのではなく、愛するが故に食べてしまいたい…!を実行する行動力が凄まじい。 死んだペットを食べるエピソードにはかなり度肝を抜かれたけど、こういう愛もあるんだなあと納得してしまった。 旦那様の鯨川リョウ先生への愛もかなり深いので、最終回でカニバらないでね…?とちょっと不安になったり。 ウーパールーパーは意外と美味しそう…コウモリは絶対無理!虫はいけるかも…?など自分のOKラインを考えながら読むのも楽しい。
ストーカー、自傷、殺人未遂と、ヤバい描写のオンパレードなこの作品だが、1巻は意外な程コミカルで、読んでいて辛くない。 小さい頃離れた女子・ひかりを想い続け、高校を突き止めてストーキングを始める沙慈ちゃん。それはひかりの親友・メロに見つかり、ストーカーvs親友の攻防に。鈍いひかりと沙慈を受け止めるメロのお陰で成り立つコメディは、キャラ達には申し訳ないが楽しい。 痛々しい描写が多いが、絵が物凄く美麗で可愛いので、このコメディ具合なら読めるじゃん……と思っていると、2巻からとある人物の介入で、内容は一気にヤバくなっていく。 ものすごい勢いのサイコっぷり。そこから得られる結末は、人によっては納得いかないかもしれないが、募らせた想いの「ヤバさ」にキチンと向き合わせてくれる、確かな結末だったと私は思う。
『秘密のレプタイルズ』でお馴染み鯨川リョウ先生の奥様アサギユメ先生の最新作は、異色グルメ&夫婦惚気エッセイ。旦那様は、大の生き物好き。お家の中では、ありとあらゆる生き物たちと一緒に住んでいる。勿論、奥様も生き物大好き。ただ、旦那様と違うのは、“食べる”のも大好きだということ。飼っているペットが死んでしまった時、土に埋めてバクテリアに食わすぐらいなら、自分で食べて自らの血肉にするそんな過激派だったのだ!! アサギ先生の前作『サジちゃんの病み日記』を見れば分かる通り、かなりデフォルメされた可愛い絵柄をしているので、どんなに見た目がアレだったとしても美味しそうに見えちゃうのです。ただ口の中に涎が出そうで出ない感じなのはご愛敬。そして、この作品がただの異色グルメに留まらないのは、描かれる夫婦の仲の良さがとっても微笑ましいところ。ちょっと変わっている2人だけど、そんな2人だからこその良さが溢れているのです。特に第4話『脳みそ』、第5話『カメレオン』の2話は食事のインパクトも夫婦の惚気パワーも全開の前後編です。4話『脳みそ』はアサギ先生のTwitterで公開されているので是非是非読んでみて下さい!!
すごい世界があるもんだ…と圧倒されながら読んでいる。 トナカイ、カメレオン、カエル、ウーパールーパー、鹿や羊の脳みそ…食べてみたいという好奇心はギリわかるけど、食べたいかと聞かれたら決して食べたくはない。 いわゆるゲテモノたちをアサギユメ先生が美味しく食べまくるお話。 ただ興味本位で食べるのではなく、愛するが故に食べてしまいたい…!を実行する行動力が凄まじい。 死んだペットを食べるエピソードにはかなり度肝を抜かれたけど、こういう愛もあるんだなあと納得してしまった。 旦那様の鯨川リョウ先生への愛もかなり深いので、最終回でカニバらないでね…?とちょっと不安になったり。 ウーパールーパーは意外と美味しそう…コウモリは絶対無理!虫はいけるかも…?など自分のOKラインを考えながら読むのも楽しい。