とある田舎町の女子高生、スミカ。彼女は密かに「他人の家に上がり込む」ことをルーティーンにしていた。不法侵入と分かっていても止められない複雑な心理。その根底には、ミニマリストとして活躍する母親との確執があった。"家" と "そこに棲む人たち" が織りなす、極上のヒューマンドラマ。