竹坂かほり(現在は竹坂香利)たけさか かおりは女性漫画家。 集英社から出版されていた少女漫画誌「ぶ〜け」でデビュー。作品は、フランスや日本を舞台にした恋愛マンガで人気を博した。
1987年8月号から連載された『空のオルガン』では、昭和初期の横浜を舞台に、戦時体制に進む日本で、音楽を学ぶ多感な少年の日常を描いた作品で人気を博した。 1990年代後半の雑誌ぶ〜けの廃刊の前に活動を一時期休止。小学館の月刊flowersにて、「竹坂香利」名義で、これまで2本の新作を掲載。
2003年12月号「カステラ・ダンチ」掲載。 2004年7月号「ボン・ダンス!」掲載。その後、集英社の学習まんが「世界の歴史 (20) 未来へ踏み出す世界の国々」の執筆を行い、宙出版の雑誌にて活躍。
2010年6月 単行本「レオナルドの媚薬」が発行された。
【東京・井の頭での化学的、かつ文学的な日常にも恋の気配が…】大学で応用化学を学ぶ御手洗(みたらい)のり子は井の頭界隈に引っ越してきた。そこは全ての道が井の頭公園に流れ込んでゆくような不思議な街。彼女は道に迷い、行動的なイケメンと色白美女に遭遇した! 井の頭の街を舞台にした、ひたむきな青春ラブロマン、第1巻。
【生きるためにパリのギャルソン(男の子)になったジジの騒がしい日々とは!】田舎町の修道院で育った少女ジジが、弟分のマルタンと共に自由の都パリに来たのは17歳の時。身寄りのないパリの街で、彼女を美少年と勘違いしたカフェの主人に雇われることになったけど…。パリの恋人たちのドラマチックな恋物語、前編。
【青い空と海の街で激動の昭和初期を過ごした多感な少年の日々】横浜の男子校に通い教会でオルガンを弾く恵庭(えにわ)ゆきは、絵を描く少女・鞠子と知り合う。教会の神父から楽譜作りを頼まれた2人。自分に自信がないと言う鞠子にゆきが紹介した妹は…。音楽と共に愛と夢をうたいあげる感動のヒューマンドラマ、第1巻。