何が完結編なのかというと、既に孔明没までを描いたこちらの作品に対しての完結編となります。 https://manba.co.jp/boards/72170 三国志マンガは数多あると思いますが、孔明没後の話を描いたものはかなり少ないと思います。全60巻を誇る大長編ドラマ、横山三国志ですら、59巻が「秋風五丈原」で、最後の60巻で駆け足で紹介するだけなのに対し、こちらは3巻(合計約1000ページ)にわたって孔明没後の世界を描きます。 三国志というのが、文字通りギゴショクの三国の興亡記であるとするならば、晋による中華の統一までが三国志なので、秋風五丈原までしか読んでいないのは画竜点睛を欠きますので、こちらの作品もしっかりと読んでおきたいところです。 特徴としては、かなり書き込みの多い劇画タッチなのですが、リアルに寄った作画のため、ほぼ誰が誰だかわからない点が玉に瑕なのと、姜維をはじめ、世間の印象的にはわりとシュッとしたタイプや、智将タイプの登場人物も、軒並み猪武者感を感じる描写になってしまっている点です。
料理人になるべく家出をした少年・香月慎吾がテレビの料理コンテストに乱入して余り物で料理を作り料理学校にスカウトされ頭角を現す…までが1話2話で済んじゃうくらい展開がはやい!! 一度食べたものは再現できるし、失敗しても柔軟な発想でリカバリーするし、大量の仕込みや厨房の掃除も手際よくさらりとこなします。どう考えてもめちゃくちゃ器用で天才なのに、応援したくなる未熟で不器用な主人公に見えるから不思議です。 少年から青年へ成長していく姿も描かれているので、より応援したくなるのかもしれません。 ずっとサビでハイテンションで気持ちよく進んでいくのであっという間に読み終わりました。楽しかった! 本編とは関係ないのにちょいちょい挟まる女生徒のシャワーシーンに笑った。時代だなあ。
競艇漫画といえば「モンキーターン」が有名だが、この作品も同じく90年代の漫画。同じ競艇漫画であっても、女子が主役ということで視点の違いや受ける印象はやや異なる。主人公・晶は、お嬢様の身でありながら、厳しい競艇界に飛び込むのだものだから、普通にいじめられるわ、女性差別を受けたりする。それでも健気に苦境に耐えながら、プロとして実力を身につけて、人間的にも成長していくというストーリー。主人公・晶は非常に良い子で応援したくなる娘なのだが、いかにも男読者をターゲットしたキャラ設定に陥ってたのは少々残念。やたらとサービスシーンが多くて、必死に努力している状況でもお風呂に入ってはハダカを見せてたので、そこまでしなくても…という気持ちになることも。とはいえ競艇に純粋な興味があれば充分楽しめる漫画である。
主人公の愛さんが、美食家なだけでなく、食べ物と健康についてしっかりした考え方をもっている女性なのが好印象。「口福は幸福の素」っていう、美味しく健康的に食べることが幸せにつながるという信念にも共感できます。愛さんは農水省のエリートで旦那も有名人なのに、気取らなくてまっすぐなのも、読んでて明るい気持ちになれるし、周りの人のキャラクターも良い。 「美味しんぼ」のような、人間同士の確執とかの要素がなくても、食べ物のことだけでちゃんと読み応えのあるドラマになってるところが好きです。
学生の時にみかけて最初に「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」って認識したせいか、最近になっても正式な「味ラクルボーイ(みらくるぼーい)」ではなくずっと「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」と読んでしまう 内容は、一流の料理人を目指す少年・香月慎吾が本物の料理とは何かと追求する。最初は少年っぽさが出ていたが、料理学校編後半になるといつまにか青年っぽくなっていたりと色々気になるところはあるが、料理のテクニックだけでもなく人情だけでもなくいい感じの話が多く、対戦相手もわかりやすく強敵になっていくので良かった。 料理漫画だけに原作/作画ではなく、仕込:寺島優 調理:小島利明となっていたり、細かいこだわりを感じる漫画だった Kindle Unlimitedでも読めるのでおすすめ
弱小チームのバイキングスが女子マネ晶の手によって、見事栄冠を勝ち取るまでの汗と涙にまみれたクラブ活動が描かれています。ありがちなストーリー展開ですが、小学4年生たちが、日を追うごとに一つのチームとしてまとまりをみせててゆく様が清々しいです。
何が完結編なのかというと、既に孔明没までを描いたこちらの作品に対しての完結編となります。 https://manba.co.jp/boards/72170 三国志マンガは数多あると思いますが、孔明没後の話を描いたものはかなり少ないと思います。全60巻を誇る大長編ドラマ、横山三国志ですら、59巻が「秋風五丈原」で、最後の60巻で駆け足で紹介するだけなのに対し、こちらは3巻(合計約1000ページ)にわたって孔明没後の世界を描きます。 三国志というのが、文字通りギゴショクの三国の興亡記であるとするならば、晋による中華の統一までが三国志なので、秋風五丈原までしか読んでいないのは画竜点睛を欠きますので、こちらの作品もしっかりと読んでおきたいところです。 特徴としては、かなり書き込みの多い劇画タッチなのですが、リアルに寄った作画のため、ほぼ誰が誰だかわからない点が玉に瑕なのと、姜維をはじめ、世間の印象的にはわりとシュッとしたタイプや、智将タイプの登場人物も、軒並み猪武者感を感じる描写になってしまっている点です。