昭和十八年末、戦闘機で世界の大空を翔けていた白河は、陸軍航空審査部への転任命令をくだされ、東京へと帰還した。久しぶりにふたりで暮らす白河夫妻。夫は妻の平穏を空から願い、妻は夫の身を地上から案じていた。生と死が隣り合わせの時代に生きる夫婦の、何気ない日常の物語。
識字率はほぼ100%!絵入りの貸本は大人気!私家版(同人誌)も存在!実は、江戸はマンガ都市だったのです。創作物を愛でる心は江戸(むかし)も現在(いま)も不変!一つ家で暮らす侍絵師&町娘の日常を通して、江戸に根づいていた<マンガ>を活写いたします!!手習い師匠でありながら貸本屋の店番でもある町娘・まりに支えられつつも、絵で生計を立てる侍・白河勝之進は一人前になるべく奮闘中。二人の日常には貸本・浮世絵・私家版の作り手やそれら作品を愛する人々の熱気が溢れていたのでした――■目次■・第一話手習い師匠/・第二話楽しや「連」/・第三話蟒蛇(うわばみ)/・第四話狐憑き/・第五話花魁道中/・第六話柳の下/・第七話乙女の道
第1次世界大戦は航空機のめざましい進歩と、銃後の女性の社会進出を呼び覚した。新時代の空を駆ける女性パイロット、その名はマリア・マンテガッツァ! 行方不明の英国諜報部所属の父を求めつつ、危険な空域も、美しい天空も、さらなる冒険をいとわず、今日もそして明日も、飛びます!
『女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険』完結からわずか4か月。ニューヒロイン引っさげて早くも帰還!今度の主役は、ベルギーのお姫様!?んでもってスパイ!?
帝都産業大学教授・安部窪の講義で「へぇ~」は禁句。その禁を犯した者は最悪除籍されてしまうという。ある日、2回生の沢田は、犯した過ちを謝罪すべく安部窪の研究室を訪れたが、食事の時間を邪魔してしまい、さらなる怒りを買ってしまう。レポート提出を条件に、とりあえず除籍は免れた沢田だったが、ある日、バイト先のコンビニでおでんが浮かび上がるという超常現象に遭遇し…!?
少年時代、飛行士になる夢を抱いた大貫は、軍隊に入ることでその夢を実現させる。日中戦争が始まりを告げる中、ついに実戦配備されることになった大貫一空曹は、戦争という現実の前に戸惑いを見せる。ある日、大貫は初めて敵機を撃墜し浮かれるが、戦闘中、自分を助けようとして被弾した友人の菅野が死んだことを知る…。戦時中使用された、日本史上に残る数多くの名機が登場!!
心踊る欧州スパイアクション! 戦記漫画の第一人者、滝沢聖峰が送る 第二次大戦ブリティッシュスパイアクション! ナチスの進撃を止めるべく戦う、英国女子達。舞台は英国からノルマンディー、そして パリへと!青い鳥の飛翔の軌跡を追うのだ!
一時的だったはずの「特別攻撃」はいつの間にか恒常化し、連日の出撃で一人…また一人とパイロットが消えていく…。零戦パイロットの生き様を描いた表題作『零の帰還』を含む、戦記物の名手が描いた珠玉の短編集『新太平洋戦記』の新装版。新たな描き下ろし作品も収録。
航空母艦艦載機の航空隊がメインテーマの滝沢聖峰単独による戦記アンソロジーコミック。『空母艦攻隊』『最後のト連送』『闇の彗星』『迎撃機』ほか。折込みカラーピンナップでは九七式艦攻、九九式艦爆ほかの図解を収録。
機銃も防弾板も撤去した丸裸の戦闘機による体当たり攻撃隊『震天制空隊』。孤島に残された瀕死の日本軍基地を救うため飛び立つ米軍パイロット『旭と星』。大学野球の“エース”と“控え”、彼らの再会は球場ではなく戦場だった。表題作『撃墜王』等を収録。カラー書き下ろしも含む原画の原寸に近いワイドサイズ豪華本。
第二次大戦中、数多くのパイロット達が戦うために大空へ駆け上がって行った。彼らが蒼空で出会う12の結末…。短編・中編傑作集。
太平洋戦末期、日本の空は米軍のB29重爆撃機の大編隊に覆われていた。劣勢の日本戦闘機隊はありとあらゆる手段を使って圧倒的な米軍に一矢を報いようとしていた。ドイツから提供された新兵器そして生体兵器、またあるときには式神の力までも借りて・・・・。正確な考証に基づくリアルな仮想劇画。
昭和19年、ビルマ戦線。特務機関の丸尾中尉は、ビルマの密林の奥深くで、独立王国を築こうとしていたある日本軍部隊の処理を任され、装甲砲艇で大河の遡上を始めた。昭和20年、太平洋戦争の末期、日本本土が米軍機の空襲に曝されていた頃、日本陸軍の戦闘機が謎の発光体を目撃、墜落した。当初は、米軍の新兵器と思われたが、調査を進めるうち、常識では説明できない事態が次々と起こった。
南海の孤島に漂着した日本兵たちを待ち受ける、巨大な謎と恐怖の正体とは―戦争劇画の名手が描く、伝説の奇譚がここに。かつて『月刊モデルグラフィックス』に連載された表題作を中心に、フィンランドの空中、南方での日本軍の奮闘、さらにはF1の新マシンを巡る攻防を描いた掌編まで、単行本初掲載の短編劇画を収録。滝沢聖峰の描く多彩な世界に瞠目せよ。
16世紀、イタリア戦争の最中、ロンバルディアに咲いた二輪のばら-ローザとロザリア-。引き裂かれた運命の糸が再び絡み合う時、戦乱の嵐が吹き荒れる!航空戦記劇画で有名な滝沢聖峰による、『月刊モデルグラフィックス』誌で好評連載中の歴史一大叙事詩がついに単行本化!当時の騎士同士による歩兵戦や、武器、甲冑などを知る資料としても非常に有用な一冊がついに登場。
時代に抗い、あくまで剣に生きる男・佐々木清四郎。元・火消し町人にして拳銃の達人・早川伝次。箱館戦争を戦い抜いた男たちは今、北の大地に明日を求めて生き続ける!時は明治2年。蝦夷地(北海道)箱館において、榎本武揚率いる旧幕府軍と官軍が最後の戦いを繰り広げていた。そんな戦闘のさなか、幕軍の海軍砲兵・早川と、同じく幕軍遊撃隊の佐々木が初めて出会う。その夜、五稜郭に戻った2人は、官軍に投降する味方の兵を咎めない榎本らの態度を見て、すでに降伏が近いのだと確信する。だが官軍への帰順を良しとしない2人は、広大な北の大地へと踏み込んでいく!
宮崎駿監督を感心させた戦記『秘めたる空戦』(光人社刊)を原作に、 日本陸軍航空隊・三式戦闘機「飛燕」の活躍を描いた長編空戦劇画。
いつの世も、兵器が新しい時代を作り出してきた…ルネサンス時代、“黒魔術”と恐れられた砲術ギルドに、第二次大戦時、最新鋭の戦闘機を乗りこなした男たち…ミリタリーコミックの旗手が描く、戦場に生きた英雄たちの物語!!
本土防空戦闘機隊 (SPコミックス SPポケットワイド) コミックス
陸軍航空隊の雲野と高取はラバウルまでやってきたものの戦闘もなく、毎日を過ごしていた。機材の輸送中、B29を発見し…