人を喰らう異形の怪物である狼餽(ウェアウルフ)を狩るべく吸血餽【ヴァンプドール】と呼ばれる所謂吸血鬼とその吸血餽の相棒兼食糧提供者の花荊【はなよめ】達が戦いの運命と共に身を投じるアクション系百合作品となります そのアクション×百合×吸血鬼物と聞いた時私は嵩乃先生が以前お描きになられた【マーメイドラヴァーズ】(旧名義 吉岡榊)と【吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん】の2作品を思い浮かび、その作品で培った経験や先生の描きたかったであろう戦闘要素や百合のシチュがこれでもかと描かれており色んな意味で心に刺さりまくった作品ですが同人誌ゆえにページ数や戦闘シーンが少々物足りなかったとも感じた作品でしたね しかし嵩乃先生の人気やこの作品の注目度が影響してか各電子書籍サイトでの配信開始やドラマCD化や複製原画化等の一般的な同人誌だけの紙媒体に止まらない驚異的広がりを見せていますので今後の新刊の発売や新情報が気になる作品でもあるんですよね
物語は舞台となる学園に転入してきた主人公の沙羅が偶然にもとある見てはいけない現場を目撃し、それを知った生徒会長兼【蝶鬼】であるヒロインのアイリスがとある制約を結ばせ、沙羅を自分の【花嫁】としてしまう所から物語が始まります そこから蝶鬼や花嫁達へと課せられた制約や謎が明らかとなっていくシリアスな展開や制約に関わるある行為に加え、主従関係や学園ならではの尊い百合の数々が読者達の前に突きつけられますが、それらが破綻する事無く見事に調和しているのが大変素晴らしく第1巻から世界観に惹かれてしまった程であり、未読な百合好きな方々に今尚オススメしている作品でもありますので皆さんも【吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん】を読まれてはいかがでしょうか?
※ネタバレを含むクチコミです。
対外的には強い女として、孤独を抱えて生きているOLの伊勢見小春は、雨の夜に木陰で震える子猫を拾った……はずだったのに……。 人の姿と猫の姿を行き来する「化け猫(自称)」の幼女を、無碍にできないOLが庇護する……寂しい二人が寄り添う生活が、始まる。 ♡♡♡♡♡ 猫の人間変化といえば猫又が有名だが、あれは長寿の猫がなるもの。産まれたばかりのこの「化け猫」が、どういう存在なのかは1巻では明かされない。 そういうこと以前に、寂しそうな子猫を拾った小春は、そのヤンチャぶりや、考えの分からなさに振り回され、苛立ってしまう。 小春はそんな子猫を面倒臭いと思いながらも、つい孤独な子猫をかまってしまう。寂しさを抱える小春の相反する行動に、どうしても共感してしまう。 一方子猫の方は、常に何かに怯えている。少しずつ安心していく彼女……名前を付けられ、明るい笑顔を向ける瞬間の愛らしさが、心に染みる。 幾つかの出来事を経て、二人の間にはまだ、温かな信頼感が生まれたばかり。2巻に続く新たな展開が仄めかされるが、とりあえずはクルクル表情の変わる愛らしい猫耳幼女と不器用な保護者の、ぎこちなくも温かい交流に、優しい気持ちを貰いたい。
人を喰らう異形の怪物である狼餽(ウェアウルフ)を狩るべく吸血餽【ヴァンプドール】と呼ばれる所謂吸血鬼とその吸血餽の相棒兼食糧提供者の花荊【はなよめ】達が戦いの運命と共に身を投じるアクション系百合作品となります そのアクション×百合×吸血鬼物と聞いた時私は嵩乃先生が以前お描きになられた【マーメイドラヴァーズ】(旧名義 吉岡榊)と【吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん】の2作品を思い浮かび、その作品で培った経験や先生の描きたかったであろう戦闘要素や百合のシチュがこれでもかと描かれており色んな意味で心に刺さりまくった作品ですが同人誌ゆえにページ数や戦闘シーンが少々物足りなかったとも感じた作品でしたね しかし嵩乃先生の人気やこの作品の注目度が影響してか各電子書籍サイトでの配信開始やドラマCD化や複製原画化等の一般的な同人誌だけの紙媒体に止まらない驚異的広がりを見せていますので今後の新刊の発売や新情報が気になる作品でもあるんですよね