それは朔宵の如く月無き夜のこと……私は初めて貴方の声を聞く――子に恵まれず嫁いだ家から捨てられた「うめ」。生まれた村に出戻るも、育ての両親が流行り病で亡くなり、天涯孤独の身に…。村では最近不作が続き、山神に「生贄」を捧げる話になっているという。生娘ではないが、子がいないうめは「処女(おとめ)」のままだと嘘をつき生贄に立候補する。山奥の社で待っていたのは、白銀の美しい髪 、五色に光る美しい爪をもった狼神(おおかみ)様だった――。嫌われ神様×不幸少女、孤独な二人の出会いが織りなす切なく甘い和風ラブファンタジー!!【桃色日記】
「…あなたなしでは、生きていけない」「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。神界では神々が永遠の生を謳歌していた。新米女神ペルセポネは大地に命を芽吹かせるべく、植物のお世話に日々励んでいるが育てていた新芽が枯れてしまう。「死」を受け取りに来た冥界の支配者ハデスに新芽を引き取られることに。悲しみに嘆くペルセポネだがハデスの励ましに心を動かされ、寡黙だが穏やかで優しい一面に惹かれていく…。そんな中、神界の陰謀に巻き込まれていたハデスを救うため、自らの身を差し出すことを決めるペルセポネ。神界で唯一無二の純愛を貫く、ふたりの神様の恋のおはなし。※本書には電子配信中の「我慢しないで、ハデス様。~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~」(1)~(6)が収録されています。
「1億円。」 ―無遠慮な競売の声が響く中、一人高貴で美しい仮面の男が破格の高値で私を落札した。奴隷としてこき使われるかと思いきや、甘やかされて優しく弄ばれる甘々ご寵愛デイズが幕を開けて―!? 冨塚さくらはエステティシャン。日本で働きながら、休みは世界中のエステを回るのが趣味。今回はドバイの豪華すぎるエステを楽しむつもりが…気づけばオークション会場で自分が競売にかけられていた!? 混乱の中、ウルジュワーン・タウスことウル様という謎の美しい貴人に落札されてしまう。召使いとして仕えることになり、エステの腕を買われマッサージすることになるが… ※この作品は「ウル様の召使い~異国にて、1億で落札されました。」(1)~(6)を収録したフルカラー合本版です。
車に轢かれそうになっている犬をかばい、交通事故に遭ってしまった桃萌。死を覚悟する桃萌だったが、次に目覚めるとそこは見慣れぬお屋敷で、事故の傷はすっかり癒えてしまっていた。戸惑う桃萌の前に現れたのは「徳松」と名乗る見目麗しい青年。「ここは幕府直属の妖御囲場。妖専門の保護施設です――」 聞けば桃萌が助けた犬は化犬で、妖を助けたことで特別に、妖の力で甦ることができたのだという。どうやらこの世界は、江戸の徳川綱吉時代によく似た異世界らしい。元の世界への帰り方が分からない桃萌は当分の間、人間であることを隠して妖御囲場で働くことに。しかし徳松を含め、妖御囲場の妖は人間を嫌っている者ばかり。中でも妖御囲場のナンバー2である生琉は人間をひどく憎んでいた。その憎悪は桃萌にも向けられ……。 ※1~6話をまとめた合本版です。重複購入にお気を付けください。
「…あなたなしでは、生きていけない」乙女の滑らかな肌に指を滑らせる美しい男、その瞳は熱を帯び濡れていて、まるで愛されているのだと錯覚してしまうほどにやさしい…。――「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。神界では神々が永遠の生を謳歌していた。新米女神ペルセポネは大地に命を芽吹かせるべく植物のお世話に日々励んでいるが育てていた新芽が枯れてしまう。「死」を受け取りに来た冥界の支配者ハデスに新芽を引き取られることに。悲しみに嘆くペルセポネだがハデスの励ましに心を動かされ、寡黙だが穏やかで優しい一面に惹かれていく…。そんな中、神界の陰謀に巻き込まれていたハデスを救うため、自らの身を差し出すことを決めるペルセポネ。神界で唯一無二の純愛を貫く、ふたりの神様の恋のおはなし。
バースィの花と共に思い出も 焼け朽ちてしまえばよかったのに―― 紅蓮の炎に包まれる王宮にただ一人残った王女ライラは、反乱軍の将であり亡国の王子カリーファと対峙する。双子の妹マレイカの身代わりとして、幼いころから密かに想っていたカリーファの刃にかかってライラは死ぬつもりだった。しかし、捕虜だったころ徹底的に彼を虐げたマレイカに恨みを持つカリーファは 別人と気づかぬままライラに呪詛を施し、薄暗い地下室で凌辱し続けるのだが――。復讐に滾る亡国の王子×呪詛を受けた王女、凄惨な過去に歪まされた純愛の行方は? 宇奈月香原作のソーニャ文庫『断罪の微笑』がコミック化!! ※電子単話配信1~6話、書き下ろし小説&描き下ろし漫画『暁月夜』収録。【目次】 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 書き下ろし小説&描き下ろし漫画 暁月夜 あとがき
【※この作品は話売り「縁結びは、悪食な神様と。~したたる厄を舐め取られ愛されて~」の第1巻~6巻を収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。】「ここから溢れてきたか……? たまらなく――おいしそうだ。」入院中の母の代わりに実家の八百屋に立つ和花子(わかこ)は、厄年で不運つづき。そんな中、神社で最後の1つだという厄除けを手に入れる。なんとそのお守りには、厄神(えきしん)の礼(らい)という絶世の美形男神が封じられていた。その「食事」の方法は――体液に溶けた「厄味」を食べること。さまざまな「厄」にまみれている和花子は、礼の格好の獲物に!??礼にとっては「ただの食事」だと、芽生えた恋心を諦めていた和花子。ところが、春の嵐のように始まった現人神との秘密の関係は、季節を重ね、いつしかお互いの心に変化をもたらしていった。「神様…礼さんを誰よりも幸せにしてあげてください」そんな和花子の願いから、二人は神と人とを越え、ひとときの幸せを得るが、幸せでは礼に「厄味」を与えられないと気づいて――…。ちょっぴり天然・美丈夫疫神と健気な不運女子の、滴るような濃厚えっち&ラブストーリー!
「和花子の嫌がることはしない…でも少しだけ…治まるように手伝ってくれないか?」私にできるならと協力しようとしたけど――待って、それってキスと…セックスのこと!? 入院中の母の代わりに実家の八百屋に立つ和花子(わかこ)は、厄年で不運つづき。そんな中、神社で最後の1つだという厄除けを手に入れる。なんとそのお守りには、厄神(えきしん)の礼(らい)という絶世の美形男神が封じられていて、さまざまな「厄」にまみれている和花子は、礼にとって格好の獲物に!?? 「体液に溶けた厄味、もう少し…いただくよ」春の嵐のように始まった現人神との秘密の関係は、季節を重ね、いつしかお互いの心に変化をもたらしていく――。
アンバーは事故で大怪我を負い、医師たちの会話から自分の命があと半年もないと知ってしまう。まともな恋愛経験もないアンバーは退院後、残りわずかな人生を楽しむために豪華なバーに足を踏み入れる。魅惑的な男性ウルフに誘われ、ともにした一夜。これは一時の夢だと思い、彼女は別れも告げずに出ていった。もう彼と会うことは永遠にないのね。しかし数か月後、クリスマス休暇に訪れた同僚の屋敷でウルフと名乗っていたダイソンに再会してしまい!?
「お前は私の意のままに動く人形。――私に従え」 紅蓮の炎に包まれる王宮にただ一人残った王女ライラは、反乱軍の将であり亡国の王子カリーファと対峙する。双子の妹マレイカの身代わりとして、幼いころから密かに想っていたカリーファの刃に掛かってライラは死ぬつもりだった。しかし、捕虜だったころ徹底的に彼を虐げたマレイカに恨みを持つカリーファは、別人と気づかぬままライラに呪詛を施し、薄暗い地下室で凌辱し続けるのだが――。宇奈月香原作のソーニャ文庫『断罪の微笑』がコミック化!!
「1億円。」――無遠慮な競売の声が響く中、一人高貴で美しい仮面の男が破格の高値で私を落札した。奴隷としてこき使われるかと思いきや、甘やかされて優しく弄ばれる甘々ご寵愛デイズが幕を開けて――!? 冨塚さくらはエステティシャン。日本で働きながら、休みは世界中のエステを回るのが趣味。今回はドバイの豪華すぎるエステを楽しむつもりが… 気づけばオークション会場で自分が競売にかけられていた!? 混乱の中、ウルジュワーン・タウスことウル様という謎の美しい貴人に落札されてしまう。召使いとして仕えることになり、エステの腕を買われマッサージすることになるが…
鶏を神様として崇める奇怪な村「華禽村」(かごむら)。一夫多妻制をはじめ、鶏の習性を風習化した奇妙な掟が存在する村で、「四家」と位置付けられた力を持つ家柄の当主の美と苦悩―。現代社会とあまりにもかけ離れたその村での、幻想的で耽美な日々を描く、妖しく官能的な美の物語。TL作品『籠の鶏は夜に鳴く』番外編として配信。
鶏を神様として崇める奇怪な村「華禽村」(かごむら)。一夫多妻制をはじめ、鶏の習性を風習化した奇妙な掟が存在する村で、「四家」と位置付けられた力を持つ家柄の当主の美と苦悩――。現代社会とあまりにもかけ離れたその村での、幻想的で耽美な日々を描く、妖しく官能的な美の物語。TL作品『籠の鶏は夜に鳴く』番外編として配信。
[1~5話を収録した合本版です]「ねぇ、もう一回イれてもいい?」一流商社に勤めるOL・瑞穂は仕事一筋、真面目だけが取り柄の26歳。仕事が上手くいかずカフェで落ち込んでいた時、かっこ可愛い新人バイトのカフェ店員・鷹城と出会う。彼の淹れた美味しいコーヒーと優しい言葉に癒される瑞穂。「明日もまた来てください。待ってます」。鷹城は意外にも瑞穂より年上の29歳。「好きですよ。一生懸命に努力する姿、僕は好きです」鷹城はそう言って微笑む。日に日に仲を深め晴れて付き合うことになったふたり。鷹城の唇が、瑞穂の体を優しくなぞっていく――…はずだった。「ごめん瑞穂。俺、ちょっと止めらんない」――鷹城くんって、もしかしてすごく…激しいッ…!?
「ねぇ、もう一回イれてもいい?」一流商社に勤めるOL・瑞穂は仕事一筋、真面目だけが取り柄の26歳。仕事が上手くいかずカフェで落ち込んでいた時、かっこ可愛い新人バイトのカフェ店員・鷹城と出会う。彼の淹れた美味しいコーヒーと優しい言葉に癒される瑞穂。「明日もまた来てください。待ってます」。鷹城は意外にも瑞穂より年上の29歳。「好きですよ。一生懸命に努力する姿、僕は好きです」鷹城はそう言って微笑む。日に日に仲を深め晴れて付き合うことになったふたり。鷹城の唇が、瑞穂の体を優しくなぞっていく――…はずだった。「ごめん瑞穂。俺、ちょっと止めらんない」――鷹城くんって、もしかしてすごく…激しいッ…!?
[1~5話を収録した合本版です]「我が赤羽家のメイドになりませんこと?」極貧生活を送る美容師見習い・日名子の目の前に現れた貴婦人・天子。好条件に誘われるがままついていくと、そこは「鶏」を信仰対象としている「華禽村」。一夫多妻制など、特殊な風習のある奇妙にも美しい閉鎖された世界に戸惑う日名子が任せられたのは、住み込みで村のトップである当主・ケイの髪の手入れをすることだった。長髪を輝かせる美しいケイ。ケイの尊い声を聞くことは、妻以外できないという。その夜、部屋から艶めかしい声が聞こえてくる。ケイの第一婦人である天子と…昼間には聞くことのできなかったケイの声。「ちょっとだけ…」部屋を覗く日名子が目にしたのは――。
「我が赤羽家のメイドになりませんこと?」極貧生活を送る美容師見習い・日名子の目の前に現れた貴婦人・天子。好条件に誘われるがままついていくと、そこは「鶏」を信仰対象としている「華禽村」。一夫多妻制など、特殊な風習のある奇妙にも美しい閉鎖された世界に戸惑う日名子が任せられたのは、住み込みで村のトップである当主・ケイの髪の手入れをすることだった。長髪を輝かせる美しいケイ。ケイの尊い声を聞くことは、妻以外できないという。その夜、部屋から艶めかしい声が聞こえてくる。ケイの第一婦人である天子と…昼間には聞くことのできなかったケイの声。「ちょっとだけ…」部屋を覗く日名子が目にしたのは――。
「モモタロウ」と呼ばれ、一流雑貨メーカーで男顔負けの営業成績をたたき出すバリバリのビジネスウーマンの桃子。桃缶のシロップを飲むのが大好きという、少し恥ずかしい好みがある。現在、どうしても通したい営業企画があるが、「鬼」と呼ばれている上司にあっけなく却下されてしまう。そこで、鬼の腹心と噂されている「犬川」「猿田」「雉村」のイケメン3人衆を自分の味方につけようと決意。それぞれにアプローチするが、その対価としてHを要求されてしまい――!?