「月のように満ちては欠ける、憎悪の塊。人為らざる其の醜さは人が故に生まれ、人がゆえに魅入られる…」幼い頃から他人には視えない「何か」が視える眼を持つ朔(はじめ)。連続通り魔事件が横行する最中、呼ばれるように入った夜の月読神社で出逢った洋装の伊達男は、その眼が人為らざるモノを引き寄せていると言う。望月と名乗るその男は「守ってやるから囮になれ」と取引を持ちかけてきたが!?【1~10話収録】
昆虫に惹かれ、標本作りを趣味にしていた大学生の蝶野。ある日、バイトから帰宅するとアパートの火事で大切な昆虫標本ごと住居を失ってしまう。そんな不遇な蝶野に夜の公園で声をかけてきたのは、偶然にも愛読書の著者である昆虫学者・草薙出雲だった。出雲の厚意で家へ誘われた蝶野は、そこで美しい娘・當子と出会う。しかし蝶野が足を踏み入れた家には、恐ろしい秘密があり――!?※本作品は「蠱毒の家」電子連載1巻~6巻に書き下ろしを合わせたコミックス版となります。購入の際はお気をつけください。
特に特色もなく、無気力な青年・蝶野。彼の宝物は…『昆虫標本』だった。しかし、ある日、バイト先から帰ると暮らしていたアパートが火事で燃え、標本をあっという間に失ってしまう。途方に暮れていた蝶野だったが、そこにズカズカとパーソナルスペースに入り込んでくる男がいた。“草薙出雲”。彼は昆虫学者として活動しており、蝶野が参考にしている本の著者だった。そんな彼の自宅に宿泊することになった蝶野は、出雲の娘だという色白の美少女・當子と出会う。――美しくも狂わしい少女の正体は? ※本作品は「蠱毒の家(1)~(6)」までの合本版となっております。重複購入にお気を付けください
あなたの後ろにも「ナニカ」がいるかもしれません――。収録作品:『卒塔婆の坂』(弓咲ミサキックス)『ツイてる人』(大介)『苦悩!化け猫おはし』(日日ねるこ)『奇なる部屋』(iwo)『離想のくらし』(石川オレオ)『25日の訪問者』(大介)『逃げられないこたつ飲み』(日日ねるこ)『僕には見える』(下待迎子)『左右線』(iwo)『なまはげの逆さ杉』(窓ハルカ)