198X年に勃発した核戦争により地球は冬の時代を迎え、30年経過しても放射線汚染は解消されなかった。生き残った人類は、廃墟と化した世界の中でさえ終わりのない戦闘を繰り広げていた。そんな中、伝説の機動歩兵・アーノルド=ゲイツは記憶を失いながらも戦線に復帰。混沌とする記憶の中、敵が繰り出す機動兵器の猛攻を潜り抜け、敵拠点最深部に位置するジグリ要塞を破壊するため、最後の決戦に臨む。彼が見た本当の敵とは?小林源文が描くリアルな戦闘描写と等身大の人間ドラマ。新たに描き下ろし新作パート16ページを追加した「ワンマン・アーミーゲイツ」完全版、待望の刊行!!後に「オメガ7」「CatShitOne」らを傑作群を執筆することになる、戦記劇画の第一人者・小林源文が1987年に描き上げた驚愕の近未来SF戦記が蘇る!!
2100年。第二次大戦のドイツが密かに核兵器の開発に成功していたと過去から警告を受けた軍上層部は、ドイツが核兵器を持たなかった世界を維持するため、極秘裏に軌道降下兵による核兵器開発阻止を決断する。作戦は決行され、時代を超えた軌道降下兵達は、ナチスドイツが優勢を極めるヨーロッパに目的を知らされぬまま降り立つ。彼らは歴史上存在しなかったドイツによる原爆開発計画を阻止出来るのか?第二次大戦のヨーロッパを舞台に、ドイツ軍と未来からやってきたコマンド(軌道降下兵)による迫力ある戦闘が展開。小林源文が得意とするブラックユーモアと人間味あふれるキャクター達が活躍する架空戦記。
新連立政権が掲げた日米安保破棄にはじまった、極東ソ連軍の日本上陸作戦。混沌とした政治状況の中、予備的な出撃を余儀なくされた自衛隊は圧倒的なソ連軍の前に次々に倒れてゆく。日ソ融和条約という名を借りた日本占領計画。ついに新潟に上陸したソ連軍機甲師団は一路、首都東京を目指す。日本の独立と民主政治を守るため、ついに自衛隊は超法規的行動を開始する。国からの支援もなく孤立する自衛隊。はたして彼らは日本を守り抜くことが出来るのか?航空自衛隊F-2とソ連主力戦闘機Su-33のダイナミックな空中戦、T-80を伴う強大な打撃力に立ち向かう陸上自衛隊兵士達の死闘、海上では海自潜水艦隊とソ連艦隊が激しく交差する。東西冷戦を背景に描き起こされた小林源文が描く戦場劇画の傑作が、新たに12ページの新作を追加しついに復刊。
『オメガ7』『第2次朝鮮戦争ユギオII完全版』にも登場する、日本の国益のためにだけ存在する非公然特殊作戦部隊オメガ・チームが、世界各国を舞台に暗躍する。悩みも弱点もある普通の(?)ダメ人間である彼らが、正義も大義もない戦場で、いったいどんな立ち回りを見せる!?
1991年2月、とある劇画家のアシスタントが、写真に写ったドイツ戦車に、逆さで書かれた『福』の文字を発見する。その後ランチに出かけた際、その文字について劇画家が語りだし――時は遡り、昭和14年8月、ノモンハン。モンゴルの遊牧民にソビエト軍から、ドイツの侵略から国を守るため志願兵を募るという命がきた。そして、進撃してくるドイツ軍を迎え撃つソビエト軍であったが、そんな中、捕虜となった川島は、ドイツ戦車兵として日本を目指すが…!?
1943年、満州。業務上横領、恐喝、婦女暴行、爆破失敗、心中未遂、強盗殺人などを犯した、クズの兵隊たちが特別任務のため集められる。そして彼らは戦死とされ、国籍も奪われ、特務の作戦に出撃する。ソ連国境を突破し進撃する彼らの目的とは…?彼らの名は東亜総統特務隊。
1950年6月25日未明、北朝鮮軍は突如38度線を突破して、怒涛の侵攻を開始した。朝鮮戦争の勃発である。民族を分断した悲劇の内戦は3年間にわたり、120万人以上が犠牲者となったといわれる。戦争は1953年7月27日、休戦協定が結ばれ、ひとまずの終息を見た。そして半世紀後、20XX年6月、国家破綻が目前に迫った北朝鮮は、乾坤一擲の南侵(韓国侵攻)作戦を開始した!!再び朝鮮半島が戦火に覆われる!悪夢のシミュレーションを描いた小林源文の問題作。
戦争劇画のスタンダードであり、金字塔的作品『黒騎士物語』。第8戦車中隊の指揮官バウアー中尉は、ある日の戦車戦闘において右目を失う。だが、それと引き換えに自らの体内に流れる“黒騎士”の血を目覚めさせた。崩壊しつつある東部戦線を駆け抜け、伝説となった戦車中隊「黒騎士」、その戦いの歴史を括目せよ。……黒騎士中隊の戦士達に休息はない。あるのは鉄の棺桶だけだ。
国益を守るため組織された自衛隊特殊部隊「オメガ」の活躍を描く「オメガ7」シリーズ第1弾