明治32年、大阪。時代の渦の真っただ中で、鳳志よう――のちの与謝野晶子の人生が大きく動く。女性というだけであらゆることに我慢を強いられる現実に腹を立てていた志よう。大好きな文学も父親に咎められる中、志ようは当時人気を博していた与謝野鉄幹の歌に魅了される…。急速に開花の風に染まる日本で、文壇に新しいうねりを起こした作家たちを描く第1巻。
グラフィックデザイナーとして仕事に邁進する恭子。同棲中の彼氏・俊介とは束縛しすぎない関係を築き、公私ともに充実した日々を過ごしていた。しかし、デスクワークのせいだと放置していた恭子の腰痛は治る気配がない。医師である俊介の叔父に一度診てもらうと、思いもよらない診断が下され、それを聞いた俊介は…!? 実話をもとに描く感動ストーリー。