ドキュンサーガがしばらく休載していたのでどうしたのだろうと思ってたところ発表された長めの読み切り作品。 いじめられている少女・理子が極悪非道かつサイコな霊のレイコにパシりにされ、殺すべき獲物となる人間を誘き寄せる羽目になるのですが、標的はイジメをするような最悪な人間ばっかなもので、次第にレイコと百合的な仲良し関係になっていきます。明らかにやべーやつなのにかわいいぜレイコ。 いとまんお得意のクズ描写、グロ描写はいよいよ洗練の域に達しており、絵的にもストーリー的にも満足度の高い60ページです! 全体的に暗い漫画なんですが、しかしそこに希望と優しさという相反する要素をまた入れてくるのがいとまん作品のうまいところで、これについては読んでみてくれの一言につきます。いい終わり方でした。
異形×現代、というところはドキュンサーガと同じ。 ただ、ドキュンサーガの世界とは別(だと思う。ただ、もしかしたらあの長い歴史の間の人間サイド、さらに日本の話でしたーと言われたらそうかもしれない)で、日本が舞台であることや非モテっぽい主人公など条件が割と俗世に寄せた感じの設定ではある。 とはいえ、すごくまとまっていて(根本的な話ではなくあくまで見える範囲で)面白かったし、3巻で完結しているというのもありイッキ読みしやすくて良かった。 オススメ。
想像を絶する予想外のシリアスな展開、読む手が止まらないというやつでした。 絵やゴア表現、エグい描写はいっぱいあるし、読み手はちょっと選ぶかもしれないけどそれを凌駕するほど面白い。 最近多い見た目だけの中身がない作品とは異なる良作。
能力に目覚めた俺が拉致・活躍(?)する話 なんかタイムリーな漫画ないかなぁと思ってタイトルで選んだんだけどなかなか面白い。 表紙がいかにもグロい絵です!って感じなんだけど読んでみるとそうでもない、むしろこれはギャグか…?って思うようなカジュアル感のある絵で読みやすいかも。
「ドキュンサーガ」で知った作者でしたが、こちらも期待通りの面白さでした。タイトルはいかにもC級デスゲ漫画っぽいですが、能力モノ、クライムアクションものとして普通にめちゃめちゃ面白いです。 つくづく頭が良くて、人間社会のことをよく見えてる作者だなーと感心します。バトルの展開以上に普段のなにげない会話に見入ってしまいます。
「月刊コミックニート」(多分『少年VIP』と同じ新都社)で連載しているのでどうしても侮りがちですが、序盤のギャグ調からガチめのバトル、シリアスなドラマへと瞬く間に変貌していきスクロールが止まらなくなります。さらに2019年3月現在で最新話である第9話ではアフタヌーンなどの商業月刊誌並みの精緻な背景で描かれた過去篇はインパクト絶大。「何者!?」と思い調べてみたら作者は四季賞も受賞しているいとまん先生でした。 http://hasama.hippy.jp/dqn/ 思えばあの「オナニーマスター黒沢」も新都社でしたね。自分にとってオナマスはWEB漫画へのイメージ(侮り)を吹き飛ばし、天地がひっくり返る衝撃を与えた漫画でした。ドキュンサーガも今後の展開次第かもしれませんが十分すぎるポテンシャルを秘めた作品だと思います。
ドキュンサーガがしばらく休載していたのでどうしたのだろうと思ってたところ発表された長めの読み切り作品。 いじめられている少女・理子が極悪非道かつサイコな霊のレイコにパシりにされ、殺すべき獲物となる人間を誘き寄せる羽目になるのですが、標的はイジメをするような最悪な人間ばっかなもので、次第にレイコと百合的な仲良し関係になっていきます。明らかにやべーやつなのにかわいいぜレイコ。 いとまんお得意のクズ描写、グロ描写はいよいよ洗練の域に達しており、絵的にもストーリー的にも満足度の高い60ページです! 全体的に暗い漫画なんですが、しかしそこに希望と優しさという相反する要素をまた入れてくるのがいとまん作品のうまいところで、これについては読んでみてくれの一言につきます。いい終わり方でした。