欲望渦巻く極道の世界に生きる男・龍は、自らの凶暴な衝動を持て余していた。龍はある日、若く無垢な刺青彫り師・薫と出会う。無邪気に見える薫の中に眠る“魔性”を見抜いた龍は、強引に薫の「調教」を始める。しかし、深みにハマったのは龍の方だった。日に日に色香立つ薫への欲望に溺れていく龍……。「調教されているのはどっちだ?」――タガの外れた獣と化した龍の前に抗争組織のピストルが向けられたその時、薫は……!?