※ネタバレを含むクチコミです。
最初は単純に、リャンハという殺し屋がなぜ主人公に付きまとうのか気になって読み進めていたが、2人の背景や関係性がわかってくるにつれ、一気に面白さが増してきた!個人的にはインド人がツボ(笑) PS.糸目の男最強説ない?
「殺し愛」の新刊を買ったついでに安かったから手に取ってみた。 「キノコ鐵道の夜」と「星の上のお茶会」という2つの短篇が収録されていて、どちらも先生の古い作品であるということがよくわかる画風。 逆に言うとここからの成長であんなに描けるようになるんだなーといういい例かもしれない。2つ目は特に、顔の向きが何パターンかしかなかったりして面白い。線も輪郭だけ太くて(鬼滅の刃のアニメ版はそんなだよね、と思った)色々試してみているところなんだろうなーと思った。
この2人が殺し合うわけではない、殺し屋同士の愛で殺し愛。 きっと著者もタイトル安易につけちゃったことを後悔しているに違いない、割と深い話が出来上がっておりなんともう10巻が出たのである。おめでとうございますFe先生! 主人公はどっちだろ、途中からはリャンハかな・・・ ともあれ途中から最後が気になって仕方がない物語。 2人の背景はどんどん風呂敷が広がっていく、と思いきやちゃんと収集する気もあるというのがわかるのでとても気になる。
キノコ鐵道の夜という何とも幻想的な雰囲気に満ちたタイトルとタッチにひかれて読み始めました。 お菓子屋の少年二人が商工会の人に頼まれて名物になるお菓子を開発するため、鉄道にのってきのこを採取しにいくといった展開です。 沢山の大きなきのこがそこかしこにはえている幻想的な世界を探索し、大きなきのこを手に入れたり、暗くなったら光るきのこを手にとって帰ったりと、バトルのようなものはありませんが、独特な世界をそれとマッチした絵柄で楽しく見させてくれる独自性の強い作品です。
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