初野 晴(はつの せい、1973年 -)は、日本の小説家、推理作家。静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。法政大学工学部卒業。男性。作風は「ちょっと不思議系」。 2002年、『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。
高校入学後、廃部寸前の弱小吹奏楽部へ入部した穂村千夏。9年ぶりに再会した幼なじみの上条春太と吹奏楽の甲子園「普門館」を目指すため、新入部員の獲得に奮闘する。そんなある日、中学時代に全国大会に出場した成島美代子に目をつけるのだが――。